【RIZIN】榊原代表「青木真也選手も出たいと言っていた」世界との交流戦構想を語る
5月7日(木)19時より格闘技イベント『RIZIN』のYouTubeライブ配信番組「榊原社長に呼び出されました」が放送された。
この番組は、活動自粛を余儀なくされている選手たちに、ありとあらゆる質問を榊原信行代表がぶつけていくというものだ。4回目となる今回は、修斗フライ級世界王者・扇久保博正(33=パラエストラ松戸)が出演した。
扇久保は2015年、修斗フェザー級世界王者に。初防衛戦で堀口に王座を奪われたが、16年には修斗世界バンタム級王座(後にフライ級に階級名変更)を獲得し、修斗史上2人目の二階級制覇を達成。18年7月にRIZINで再び堀口と戦う機を得たが、判定負けした。
昨年の大晦日では、元パンクラスバンタム級王者・石渡伸太郎との激闘に勝利。同日にマネル・ケイプが戴冠した新バンタム級王座の次期挑戦者権を手に入れた。
ケイプのUFC移籍により、扇久保の王座挑戦は空に浮いた形となったが、扇久保は戦いたい相手として、ベラトール強豪のパトリック・ミックスの名を挙げた。ミックスは昨年末のベラトール日本大会で、元谷友貴に100秒足らずで一本勝ちを納めた寝技強者だ。
榊原氏は「ベラトールは、ミックス参戦も全然オッケーだと言っている。(堀口)恭司にベラトールの王座を取られているので、借りを返したいようだ。ライジンのベルトにベラトールのトップを挑戦させようとしている。ファンが本当に見たいカードであれば組んでもいい」とミックスとの対戦はありうるとする。
「次はタイトルマッチでいいんじゃないかな」とも言う榊原氏だが、ミックスと扇久保のバンタム級王座争いは実現するのかもしれない。
扇久保が「朝倉海選手や、金太郎選手なども入れ、トーナメントをやっても面白い」と言うと、榊原氏は「恭司も秋には戻ってくる」とリハビリ明けの堀口参戦を示唆。アンバサダーのくるみに「堀口選手とはもう一回やりたい?」と聞かれた扇久保は「もう一回というか、もうそれしかない。(堀口と)もう一回出来るのであれば、誰でもやります」と、先に見すえる目標を”打倒堀口”だと意気込んだ。
ミックスなどベラトール選手を入れてのトーナメント構想に花が咲いたが、榊原氏は「RIZINだけは、世界中の団体と交わっていければと思っている」と世界的なフェデレーション理念を語る。「この前、ZOOMで青木真也選手と話したけど、(RIZINに)全然出たいと言ってたよ。(青木が現在籍を置く)ONEとの契約があるけれど、ONEさえよければやりたいよ。対抗戦でも、向こうに行ってもいいし。ポーランドの『KSW』もRIZINトーナメントに選手を送り出してきているし、UFCとも本当に出来ればいい」と団体を超えた連携を目標とする。
扇久保も「対抗戦出来れば、おらワクワクすっぞ」と自身のYouTube『おぎちゃんねる』でのコスプレでお馴染み、ドラゴンボール・孫悟空の口調で賛同した。
▼榊原代表と扇久保の対談動画
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