【RIZIN】ムサエフ未払い報道に本人が言及、高田延彦「偽ニュースあるんだな」
昨年大晦日の『RIZIN.20のライト級トーナメント』で優勝したトフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン)が、アゼルバイジャンのニュースサイト『1news.az』にて23日(火)、RIZIN側の賞金1500万円の未払いのため、ムサエフはRIZINとは契約を破棄し、これまでオファーのあったUFC、ベラトール、ONEのいずれかの団体で契約する方向であると報じられていた。
そのため、MMAファンは騒然、昨日25日(水)にはRIZINのご意見番の高田延彦もTwitterで「トフィックムサエフの件。心底驚いた。嘘であってくれ。これが本当だったら俺は号泣する。俺個人の人脈で事実を絶対に確認する!」とし「俺への数年分の未払いとは次元が超絶違うだろ」とまで綴った。
しかし、昨日24日夜にムサエフ本人がTwitterを更新「最近、私と私の将来についての噂が増えてきた。誇張したものが大半だ。全額受け取ったので、これからも応援して欲しい。第二の故郷に早く戻ることを願って」と綴った。受け取った日は書かれてないが、ムサエフは「噂は誇張したものが大半」とした。
高田氏は本日25日朝にTwitterを更新「トフィック ムサエフの件。とにかく間違いで良かった。あんなリアルな偽ニュースあるんだな。俺の経験上ふに落ちない点もあるが笑うしかない!まずは王者ムサエフの勇姿を再び日本で観られる事は幸せだ」とし「悲しいニュースに動揺した状態で呟いた事を俺は反省しなければならない。とにかく間違いで良かったよ。なにぶん王者マネルケイプの件がまだ生々しくてね」と綴った。
ムサエフの件は収まった様子を見せたが、ファンからは高田氏がTwitterで発言した自身への数年間という未払い発言についてのコメントも多く、中にはRIZINの前身のPRIDE時代なのか、それともPRIDE時代の運営会社がハッスルというプロレス団体の運営にも携わっており、そのとき高田総統として出演していた頃の未払いかと言う声もある。
ハッスルは2004年に旗揚げし、派手な演出で人気を呼んだが12年に消滅。09年にはギャラの未払い分の支払いを求めて、インリン・オブ・ジョイトイ側がハッスルを提訴したことで資金難が表面化していた。高田氏はいつの数年間かは言及はしていないが、収支が厳しいと社長やそれに近い高田氏よりも選手や会場費、設営スタッフなどの外注に支払う方が優先されるのは確かで、高田氏が言うようにムサエフ問題とは比較にならないこと、経営側の内輪ネタであることは確かだ。
今月に入り、榊原代表がTwitterで「コロナ禍で大きな大会も延期され、7億円の売り上げが飛んだ、焦っている」と発信。選手はもちろん、高田氏や経営陣にもしっかり支払われるように夏のビッグマッチの開催と成功を期待したい。
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