【RISE】白鳥大珠、KO負け無しの小川翔に「タイミングとスピードで倒す」原口の挑発にも言及
7月12日(日)に開催されるRISE初のテレビマッチ『RISE on ABEMA』に出場する、RISE WORLD SERIES 2019 -61kg級王者・白鳥大珠(24=TEAM TEPPEN)が7月4日(土)所属ジムにて公開練習を行い、オンライン取材に応じた。
今回、白鳥は[-65kg契約 3分3R延長1R]で小川翔(27=OISHI GYM)と対戦する。同大会に出場する那須川天心、7月19日の『RISE.140』に出場する初代RISE QUEENミニフライ級王者・寺山日葵(19=TEAM TEPPEN)と共に公開練習に臨んだ白鳥。軽快な動きのシャドーを披露した後に、持ち前のスピード感のあるパンチをミットに淡々と打ち込んでいった。
現在のコンディションを聞かれると「いつも通りです。今回は、当日計量なので減量の調整の仕方をちょっと変えたくらいです。試合で回復しきれないと100%のパフォーマンスが出せないので、早めの段階からゆっくり体重を落としています」と順調に調整は進んでいる。
対戦する小川の印象は「試合も正直そんなに見たことなくて、名前だけは知っていて、良い選手とは思っています。タフな選手という印象はあるけど、怖いものはない」と特に目立った強さはないという。
小川は、倒れないタフネスが持ち味だが「倒すイメージは出来上がっています。弱点は見つけています。2、3回試合映像を見て、この攻撃が入るというのが分かったので、無理に倒しに行こうとは思ってないけど、(小川が)KO負けしたことないので逆に燃えるので倒したいです」と完全決着による勝利が、白鳥のモチベーションになっている。
いかにして小川を攻略するのか聞いてみると「パワーでも倒せるけど、タイミングとスピードで倒せると思っている。当てるタイミングを練習してきましたね」と自慢のカウンターなどのパンチで圧倒する構えだ。
今回は、他団体の王者を迎え撃つ構図の試合になるが、「去年(RISE WORLD SERIES 2019 -61kg級)優勝してチャンピオンになったので、RISEのチャンピオンは違うという差を見せたい。プライドあります」と、REBELS-MUAYTHAIライト級、WBCムエタイ日本ライト級、HOOST CUP日本スーパーライト級など多くのタイトルを獲得している小川を相手に、負けられないと闘志を燃やす。
また、共に練習をしている那須川が、今大会のメインイベントを務めることもあり注目を集めているが、白鳥としては「自分が一番目立ちたいので、全試合終えて『白鳥持っていったな』って試合をしたいですね」と自身の存在感もアピールしたいところ。
「コロナの影響で半年間も試合ができてなくて、試合を早く見たいという声を聞く。残念がってるファンもいて、一刻も早く試合をしている姿を格闘家として見せたい。格闘技、RISEを楽しみにしてくれる人に、パワー、元気を与えられる試合を見せたい」と、ファンに自身の試合を届ける思いを熱弁した。
本来4月に開催される予定であったRISE WORLD SERIESが延期になって、落ち込んだのは一瞬だけだったという。「状況が状況なので、ここで差がつくなとは思いました。いつ再開できるか分からなかったけど、それに向けてできることはやってきたつもりです」と着々と準備を重ねてきた。
トーナメントの準決勝でお互いに勝ち進めば当たる予定であった原口健飛が、白鳥を挑発し続けていることには「お前はちょっと落ち着いて、やるのは先なんだから。落ち着いておけ」とコメント。
今後に開催される世界トーナメントに繋ぐ意味でも、白鳥はこの試合は落とせない。どんな戦いを見せるか、宣言通りのKO勝利を果たせるかにも注目だ。
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