【RISE】那須川天心、90秒KO“異次元”右フックを語る=試合後インタビュー
7月12日(日)都内某所で開催された『Cygames presents RISE on ABEMA』のメインイベント(第7試合)[-58kg契約 3分3R延長1R]で、笠原友希(シーザージム)を1Rで右フックでKOした那須川天心(TARGET/ Cygames)が試合後のインタビューに応じた。
試合は何と90秒で決着がついた。序盤から、那須川は、フェイントをかけながら強烈なワンツーをクリーンヒットさせて最初のダウンを奪う。さらに、那須川は間合いを詰めると、今度はカウンターの右フックを直撃させ、笠原が2回目のダウンを喫する。立ち上がった笠原は、右のバックスピンキックを放つも、那須川が異次元の強さを見せて、左ハイキック、そこからまたもカウンターの右フックで笠原を完璧にKOした。
試合を振り返って「色んな課題を克服出来た試合になりました。色んなパターンで倒したいと思っていて、右のフックやカウンターで倒せました」と自身の技術に成長を感じたようだ。
試合で倒した右フックに関しては「練習でこだわってましたね。RIZINの江幡戦から(右フックで)ダウンとれた感覚が残ってて、そのままの感覚で練習していましたね。必殺技増えちゃったなと。練習したものが出るまで練習した」と反復練習の成果だ。
「何事もコツコツやることだと思うんですよね。何かを一個覚えようと忘れちゃうこともあります。一個ずつ段階を踏むことを出来るまでやる。無意識に出来るようになるようにやる。ずっとそれコロナの時期にやってたので、自信しかなかったですね」と熱弁する。
さらに、今回の試合で進化したポイントとしては「前回の江幡戦より、調整の仕方を変えて、よりしなやかに、強弱をしっかり付けてきました」との工夫もあった。
対戦した笠原に関しては「思いは戦って伝えられたかな。本当に格闘家なんだなと思いました。今後の次世代を担う選手という確証ができた。中々名乗り出るのは、怖い部分があると思うんですよ。自分もいきなりメイウェザー選手とやれってなって、やるっていう選択を自分も取りましたから。そこで得たものは大きいと思いますよ」と自身の経験と重ね合わせる。
今後については「ちょっとコロナウイルスの影響で、やりたいことというのがちょっと遅くなって、狂ったけど、だからこそできることもあったし、新たな格闘技の始まりの日だと思います。どんどんいろんな選手を倒して、格闘技というものを盛り上げて、もっとメジャーにして行きたいですね」と語った。
最後に「こういった形で試合することはないけど、見てくれてありがとうございました。どうでしたか、と皆さんに聞きたいです。自分の中ではいい試合が出来たと思っています。ここから格闘技を加速させたいなと思います」とファンにメッセージを送った。
●編集部オススメ
・【本日の試合】那須川天心、まさに異次元!僅か90秒の右フックで笠原友希を衝撃KO
・【RIZIN】メイウェザー、那須川との試合後コメント「コンタクトスポーツには良い時も悪い時もある」
・【王者たちのデビュー戦】那須川天心15歳「格闘技界に革命を起こす」と宣言、58秒でKO勝利=14年7月
・【本日の試合】鈴木真彦、ウィサンレックをアッパーで沈める、那須川天心を「日本人で倒せるのは僕だけ」
・【本日の試合】原口健飛、タフなトファネリに判定勝利、三日月蹴りが今宵も光る
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!