【ONE】“近代ムエタイ最高傑作”センマニーがクラップダムと激突、世界5冠の日本女子Little Tigerが本戦デビュー=8.21
8月21日(金・日本時間)に開催のONEバンコク大会『ONE: NO SURRENDER III』のメインは「ONEバンタム級ムエタイトーナメント」の準決勝となり、センマニー・クロンスアンプルリゾート(=センマニー・サティアンムエタイ/タイ)とクラップダム・ソー・チョー・ピャッウータイ(タイ)が対戦する。
この対戦の勝者は後日、8月14日開催の『ONE: NO SURRENDER II』メイン、セーマペッチ・フェアテックス(タイ)とロドレック・PK・センチャイムエタイジム(タイ)の勝者と優勝を掛けて争い、優勝者は、現バンタム級王者ノンオー・ガイヤーンハーダオ(タイ)との対戦が予定される。
センマニーはムエタイの2大殿堂ラジャダムナンとルンピニーの王座を獲得し、さらにムエタイ世界王座のS1を獲得し 「近代ムエタイの最高傑作」とも称される程の実力者。今年1月にはWBCムエタイ日本王者の健太に判定勝利を収めている。
対するクラップダムは左ストレートを決め技とする元ルンピニー二階級制覇王者。2018年にはREBELSのリングで梅野源治とルンピニーライト級王座決定戦を争い、4R TKOで勝利を収めて、日本のムエタイファンにも強烈なインパクトを残した。
女子では世界ムエタイ5冠のLittle Tigerこと宮内彩香(36=日本/WSRフェアテックス三ノ輪)がムエタイルールで参戦、マリー・ルーメット(エストニア)と対戦する。
宮内は日本女子ムエタイ界の第一人者として世界を股にかけ活躍。WMC(世界ムエタイ評議会)とWPMF(世界プロムエタイ連盟)の世界ミニ・フライ級および世界ピン級を制するなど、5つのムエタイ世界王者となった逸材。日本タイトルなどを含めると9つのベルトを獲得してきた。昨年10月の「ONEウォリアーシリーズ」に初参戦し、サンドラ・ゴドヴィクに惜しくも判定負けを喫したが今回、初のONE本戦出場を手にした。
対するルーメットはエストニア出身のファイター。タイのBear Fight Club所属で身長167cmと、宮内よりも10cm背が高い。お互いONEスーパーシリーズデビューとなる一戦でどのような戦いが繰り広げられるのか、注目が集まりそうだ。
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