【NKB】村田裕俊vs髙橋亮、半年越しの59kgトーナメント決勝戦、試合後に村田の引退セレモニー=10.10
10月10日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『NKB 2020 交戦シリーズ2nd』の対戦カードが発表された。
メインイベントでは、昨年12月にスタートした「ジャパンシフトランド杯59kgトーナメント」決勝がいよいよ開催。トーナメントを勝ち進んだ現NKBフェザー級王者・髙橋亮(真門ジム)と元NKBフェザー級王者・村田裕俊(八王子FSG)が頂点を懸けた戦いに挑む。
この一戦は当初4月大会にて行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止および政府からのイベント自粛要請を受け、大会は中止。また、延期先の6月20日も中止とされていた。
村田は本トーナメントを最後に引退することを発表している。トーナメント中に負けたら即引退という状況の中、1回戦はテープジュン・サイチャーンとの引退表明者同士のサバイバルマッチに判定勝利。準決勝はMAライト級王者・遠藤駿平を2-0の判定で振り切り、見事決勝進出を果たした。
対する髙橋は関西を主戦場とする”髙橋三兄弟”の次男。冷静沈着な試合運びを武器とし1回戦はJ-NETWORKフェザー級王者・一仁を完封し判定勝利。準決勝は元ルンピニーランカーのコッチャサーン・ワイズディーを1RTKOで下し決勝にコマを進めた。
新旧NKBフェザー級王者による決勝となった本トーナメント。果たして村田が現王者を下し有終の美を飾るか、髙橋が新世代代表として引導を渡すか、NKB史に残る一戦となるだろう。なお、村田はこの試合終了後に引退セレモニーを予定している。
セミファイナルは今年2月にスタートしたNKBウェルター級王座決定トーナメント決勝に決定。同級2位の稲葉裕哉(大塚道場)と4位の蛇鬼将矢(テツジム)が王座を争う。
稲葉はタフネスと前進するスタイルを武器に、デビュー10周年の節目となった今年、王座奪取のチャンスを獲得。1回戦は笹谷淳と延長までもつれ込む大接戦となり、2-1の判定をものにして決勝に進んだ。一方の蛇鬼は豪快なハードパンチで、1回戦のSEIITSU戦をわずか1R1分1秒でクリア。勢いをもって決勝に臨む。
第5試合には”髙橋三兄弟”末弟の髙橋聖人(真門ジム)が登場。野村怜央(TEAM KOK)とのNKBランキング戦に挑む。
髙橋は長兄・一眞、次兄・亮に続く、”髙橋三兄弟の最終兵器”と称される逸材。18年6月にはひろあきを下し、後に次兄・亮へバトンを渡すNKBフェザー級王座を獲得。返上後はライト級に階級を上げ、現在は同級2位に位置づけている。
今年4月に大阪で予定されていた「Z-III Carnival」に出場予定だったが、コロナ感染防止のため中止に。約10ヶ月振りとなる試合で、同級3位・野村とのランカー対決に挑む。
これらを含め、全7試合が決定。8ヶ月振りとなる本大会は、NKBらしい迫力のあるKO連発を期待したい。
<決定対戦カード>
▼メインイベント ジャパンシフトランド杯59kgトーナメント決勝 59kg契約5R(延長1R)
髙橋亮(真門ジム/NKBフェザー級王者)
vs
村田裕俊(八王子FSG/元NKBフェザー級王者、現同級2位)
※優勝者表彰後、村田引退セレモニー
▼セミファイナル NKBウェルター級王座決定トーナメント決勝戦 ウェルター級5R(延長1R)
稲葉裕哉(大塚道場/NKBウェルター級2位)
vs
蛇鬼将矢(テツジム/NKBウェルター級4位)
▼第5試合 ライト級3R
髙橋聖人(真門ジム/NKBライト級2位)
vs
野村怜央(TEAM KOK/NKBライト級3位)
▼第4試合 ライト級3R
福島勇史(ケーアクティブ/NKBライト級)
vs
調整中
▼第3試合 54kg契約3R
古瀬翔(ケーアクティブ)
vs
七海貴哉(G-1 TEAM TAKAGI)
▼第2試合 バンタム級3R
ナカムランチャイ・ケンタ(team AKATSUKI)
vs
幸太(八王子FSG)
▼第1試合 60kg契約3R
誠太(アウルスポーツ)
vs
龍ヶ崎マサト(SIROI DREAM BOX)
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