須藤元気、拓大レスリング部監督を辞任「次世代に譲る準備してきた」=歴代最長12年
元格闘家で参議院議員の須藤元気(42)が拓殖大学のレスリング部監督を退任することを発表した。須藤は同部において歴代最長となる12年間、監督を務めた。
須藤は19年7月、参議院議員選挙に初当選。拓大レスリング部の監督と国会議員の2足のわらじで活動することになったが、国会初登院時に編集部がインタビューした際、監督は来年(20年)夏までと語っていた。
当時、須藤は「政治の世界に行こうと決断したときから、次の世代に譲ろうと準備はしてきたのですが、東京オリンピックまで続けてほしいということを言っていただいていますので、東京オリンピックまでは続けさせていただきます。今月エストニアで開催される世界ジュニア選手権にも同行します」と20年夏の五輪までは監督を続けると語っていた。しかし、五輪が新型コロナウイルスの影響で2021年夏に延期となったが、須藤は宣言通り20年8月に辞任した。
国会議員では、まだ新米の第1期、覚えることは勿論、活動も多い。須藤は現在、国会の委員会の仕事だけでも経済産業委員会、東日本大震災復興特別委員会、国民生活・経済に関する調査会に所属し、調査したことなどを議会で発表するなど活動をしている。
須藤はTwitterで「12年務めた拓大レスリング部監督を退任させて頂くことになりました。歴代監督最長で出来たのもたくさんの人に支えて頂いたおかげです。手前味噌ですが、最優秀監督賞10回受賞、教え子の米満達弘はロンドンオリンピック金メダル、高谷惣亮は2014年世界選手権銀メダル。みんな本当にありがとう!」と報告している。
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