【DEEP】KINGレイナ、更に減量し「海外のベルトを一本取りたい」打撃のスピードに手応え
8月23日(日)東京・ニューピアホールにて開催される『skyticket Presents DEEP 95 IMPACT』の[第7試合DEEP JEWELS KICKルール 63kg以下 3分3R]で、熊谷麻理奈(WSRフェアテックス札幌)に2-1で判定勝利した、KINGレイナ(K-Clann)が試合後のインタビューに応じた。
試合では、ガンガン前進して重いパンチで攻めるレイナを、熊谷がテンカオやミドルをはじめとする距離の長い攻撃で迎え撃つ構図となった。レイナは、熊谷に多彩な技に苦しみつつも、得意なパンチでアグレッシブに攻めて判定勝利を収めた。
試合を終えたレイナは「イメージしていた試合はあまり出来なかったですね。もうちょっと、いつものスタイルでガンガン出ていきたいと思っていたけど、相手が思ったより手足が結構長くて、やり辛かったですね」と振り返る。
これまでのキャリアで、自分より背の高い選手と戦ってきたレイナだが、熊谷の長いリーチの攻撃に苦戦したようだ。「総合だったら組めばどうにかなるところを、(キックでは)組んでも何もできない。(距離を)離して、打撃を打たないといけないけど、そこが自分の中で仕上げられなかった」との反省点を述べる。
初めてのキックの試合に向けて、今年の2月の試合が終わってから、打撃メインの練習を積んできたレイナ。実際に試合に挑んでみて、「ちょっと(相手の)ヒザが効いたとは思いましたけど、それ以外は効いた感じはなかった。ただ効いているように見えちゃいます。それが、判定1-2をつけられたところだと思いますし、詰めればいい試合ができたけど、思ったより詰めれる試合ではなかった」と、自身の力強い打撃を、距離を潰して当てることが出来なかったと分析している。
ここまで反省しきりのレイナだったが、手応えのあった打撃を聞かれると「入り込みながら近距離で打つパンチが当たっていました」という。レイナ曰く、その打撃が当たった後に、追い討ちをかけていくことが、今後の課題だという。
次回の試合の時期は、10月後半から11月前半を見据え、今年で残り2試合ほど戦うことを臨む。「ファンの方は総合の試合も見たいでしょうから」と、次回は本職の総合格闘技での戦いも示唆した。
「RIZINはタイミングが合うなら出てみたい」ともいうが、「DEEPでの試合があればいいけど、韓国だったり海外のベルトを一本取りたいと思っているので、次の試合からは動いて、61、62kgの階級で体を作って、勝ち星作っていきたいと思ってます」というように、海外団体での王座戴冠に向けて、歩んでいく構えだ。
階級に関しての質問には「前回、63kgでやった時(2019年7月のRIZIN)より、スピードや体の締まりも違うのかなと思います。ハンドスピードや蹴りのスピードも速くなったかな」との手応えも語り、「セコンドについてくれていたスピードの速い選手と練習しているので、それは総合に活かせるのかなと思います」と、更なるスキルアップへ繋がると話した。
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