【レベルス】王者・丹羽圭介、敗戦乗り越えるKO防衛宣言「困難に打ち勝つのが格闘家の役目」
8月30日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『REBELS.65』では、REBELS-BLACK 63kg級王者・丹羽圭介(36=TEAM KSK)が初防衛戦を行う。挑戦者は、第10代MA日本スーパーライト級王者・バズーカ巧樹(23=菅原道場)。
今年2月の『KNOCK OUT』で行われた『無法島GP』の1回戦で、丹羽は新鋭・古村匡平に判定負けを喫した。前に出てくる古村の攻撃をかわし、カウンターを打ち込む作戦がはまったと言うも、2−1で判定負けとなった。
丹羽は試合を振り返り「いまだに『あの判定はしょうがない』とは思えないです。だからこそ、あの結果を消化するには『倒せる自分』になるんだ、って思ったんですよ。悔しい思いをしただけでは『悔しさの打ち上げ花火』で終わってしまう」と敗戦の悔しさを生かす。
続けて「僕は『過去は変えられる』と思ってるんです。悔しさや、やるせない思いは自分で塗り替えて未来を作っていく。コロナの件もそうですけど、何かが起きた時にどうリアクションして、どう行動するかが自分の人生であり、今を生き抜く価値だと思うんです。今、試合が出来ない、練習が出来ない、『ない、ない』言ってるのは格闘家じゃないです。どんなに大変な状況でも、困難に打ち勝って、試練を乗り越えていく姿を見せるのが格闘家の役目だと思うんです」と乗り越える姿勢を見せたいと言う。
そのためにも「今回のテーマは倒すことです」と言い切る丹羽。「今まで『一発で仕留める』という意識はあまりなかったです。スピードと当て勘で勝ってきましたけど、さらに殺傷能力を上げたら一発で仕留められる」と一発の威力を上げてきた。
丹羽は2018年にREBELSに参戦すると、KNOCK OUTも含め5連勝。そのうち4試合でダウンを奪って勝利したが、さらにその先の“KO勝利”を求める。
KO勝利の鍵は、フィジカルのアップだと言う。以前フィジカルトレーニングをやり込んでいた時期があったが、パワーと引き換えにスピードが落ちてしまったという丹羽。しかし現在は”スピードを落とさず、パワーを上げるフィジカル”と出会い、進化を実感している。
フィジカルの成果は他にも「実は、僕は拳と足がゴリラみたいにデカいんです。疲れてくるとゴリラ並みの拳が重くて、ガードを上げてるのも辛くなってたのが、今はまったく疲れないです。試合に向けて思い切り追い込んでいますけど、全然動けてますし」と、スタミナアップにも繋がったようだ。
今回の大会はコロナ対策として観客数を半分に絞っての開催となる。丹羽もまた「今回はいつも応援に来てくれる人たちが来られないんです」とファンの来場が減ったと言う。
しかし丹羽は「こういう時にメインイベントで戦えるのは感慨深いですし、格闘家としての価値が問われる試合だと思ってます。僕の中のKNOCK OUTの続きをやっていきますし、これからは毎回ベルトを賭けてもいいとさえ思ってます。それくらい価値のある戦いをやりたい。バズーカ選手をぶっ倒して、REBELSのベルトを防衛します」と熱く防衛宣言した。
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