不可思に村田諒太がアドバイス、30歳以降の現役生活に意欲
9月22日(火・祝)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館第1競技場)にて開催される『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』に出場する不可思(29=クロスポイント吉祥寺)が、2日都内の所属ジムにて公開練習を行った。
2分1Rの間、しっかりと確認するようなミット打ちを見せた不可思。その後のインタビューにおいて”超一流”との邂逅があったことを明かした。
不可思は公開練習当日の朝9時半頃、自身のSNSにおいて「超一流に会うと、自分ごときがカッコつけてんのも小さすぎて笑えてくる」という謎のコメントを投稿していた。公開練習後の会見において、そのコメントの真意を問われた不可思は、現WBA世界ミドル級王者・村田諒太(34=帝拳ジム)と同席したことを明かした。
不可思は今月1日、東京ドームで行われたプロ野球「巨人-横浜」戦を村田とともに観戦したという。世界の頂点を極めた村田と同席するまたとない機会を得た不可思。「野球そっちのけで質問攻めしました」と、世界の頂点を極めた村田との交流を楽しんだという。
不可思は2018年12月ごろ、SNS上におけるファンからの「何歳まで選手をやりたいか」という質問に「30歳。あと2年半」と回答していた。今年6月には29歳の誕生日を迎えており「自分では選手としては終盤で、落ち着いてきた感覚がある」と、キャリアの終焉を意識していたという。
その30歳引退について村田に相談すると、村田からは「パフォーマンスが上がってる実感があるなら、年齢で決めないで続けてもいいんじゃないか。34歳の俺が言うのもなんだけどね」という、31歳、33歳で二度世界のベルトを巻いた村田ならではの回答をもらったという。
それを受けた不可思は「ダラダラやるなら良くないけど、パフォーマンスが伸びている実感はある。村田さんから言われたら、まだまだここからだな」と、30歳を超えてなお戦う意思が生まれたという。
村田とのさまざまな意見交換を通じ「俺もちょっとでもこういうレベルの人になりたいと思って。言い刺激になりました」と、格闘家として大きなエネルギーをもらったという不可思。今後も熱く激しい戦いを見せてくれると期待したい。
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