【Krush】王者・玖村将史、軍司泰斗との再戦に「レベルの差は開いている。圧倒的に勝つ」=9.26
9月26日(土)後楽園ホールで開催される『Krush.117』において、軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)を迎えて防衛戦に挑む、Krushスーパー・バンタム級王者・玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)が公開練習を行った。
公開練習では、鋭いパンチのコンビネーションを披露した後「追い込みも終わって、あとは疲労を抜いて調整する段階です。一番きつい時期は乗り越えましたし、今までで一番いい仕上がりだと思います」と、自信ありげに語る。
玖村にとっては、今年の3月に金子晃大に判定勝利して以来の試合となる。玖村が目指したのは「相手に何も当てさせずに完封して倒す」というスタイルだ。「コロナの影響でジムを使えない時期も、普段はできない練習をして、より頭を使うようになりました。まだ全然理想の動きは出来てないですけど、感覚は掴めてきた」との手ごたえを感じている。
挑戦者の軍司とは、昨年2月に第6代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント決勝で対戦、玖村が判定勝利し王座を戴冠している。その後、軍司は玖村の実兄・玖村修平、K-1で武居由樹を苦しめたタイの強豪スリヤンレックに勝利するなど、実績を積んでいる。玖村も「攻撃力があって良い選手だと思います。最近の試合を見ると、今までより試合慣れしてきた印象があります」と、分析している。
しかし、「自分の方が成長している自信はあるか」という問いに玖村は「間違いなくそうですね」と即答。「前よりレベルの差は開いていると思います。向こうもレベルが上がっていると思いますが、僕の方が質の高いことをやってきたので、試合をすれば差が分かると思います。良い勝負じゃなくて圧倒的に勝ちます」と意気込んだ。
その先に玖村が見据えるのは、K-1王者・武居由樹へのリベンジだ。玖村は昨年の6月に、世界最強決定トーナメントで、武居にKO負けを喫している。「僕はこの階級で世界一強くなることが目標。今回の試合スーパー・バンタム級で一番強いと思われる姿を見せられると思います」とコメントし、最後にはK-1王者への挑戦に意欲を示した。
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