【RISE】緑川創、海人の「そのうち倒れてる」発言に「ナメるなよ、小僧」
10月11日(日)横浜・ぴあアリーナMMで開催される『RISE DEAD OR ALIVE2020 Yokohama』に参戦する、元WKBA世界スーパーウェルター級王者・緑川創(33=RIKIX)が公開練習を行った。緑川はS-cup2018世界王者・海人(23=TEAM F.O.D)と対決する。
同大会に出場する、RISEウェルター級王者“ブラックパンサー”ベイノアとの共同公開練習となった。両者は今年7月の大会で対決し、緑川がベイノアから二度のダウンを奪って判定勝利している。
公開練習はシャドー、マススパーリングの順で行われ、緑川はシャドーではリラックスした様子でパンチとミドルキックを繰り出す。
ベイノアとのシャドーでも前半は通常の練習のように軽く受け返しを行っていた。しかし1分半に差し掛かろうという時、ベイノアのミドルキックに緑川がミドルを返すと、ベイノアが若干強めのミドルを返した。緑川も負けじと腰の入ったミドルを入れると、ミドルの蹴り合い合戦になってしまった。
その後もパンチ連打にはパンチ連打で、さらに意地の張り合いのように、RISEルールにはない組んでのヒザ、ヒジの差し合いも続く。緑川がバランスを崩しヒザをつくと、ベイノアは踏みつけやサッカーボールキック。しかし最後には緑川がベイノアに馬乗りになり、パウンドからの腕十字を極めてみせた。
前戦に続き、スパーリングでもMMAルールでベイノアに勝利した緑川だが「腕十字は初めてやりました。こちらも熱くなっちゃって。間違いなく僕はMMAには行きませんが」とMMA転向はしないと語る。
スパーリングから落ち着いた様子を取り戻したベイノアが、今回の試合では緑川に「気合を入れてゴリゴリに攻めてほしい。そこがポイント」と、緑川の持ち味を出してほしいと告げる。
ベイノアの勝敗予想では「イメージ的には強い緑川さんと、上手い海人さん。面白い、倒す展開になったら、緑川さんが行くんじゃないか。海人さんは上手くいなしてテクニックで来ると思うが、倒すような展開にしてほしい」と、緑川推しのようだ。
緑川自身は、対戦相手の海人について「若いながらも(契約)体重を問わず、ずっと強い。身体も心も強い子なんだな。あとディフェンスと目が良い」と高評価。さらに「ここ最近のシュートボクシングの選手で、一番すごい。自分が22、3歳の時にはそんなすごい選手じゃなかった。そう考えたらリスペクトする所もある」とベタ褒めだ。
しかし「(海人の)この前のインタビューで『一方的に攻撃して、倒れている』みたいなことを言っていた。なめんなよ、小僧という感じですね」と、この試合で潰すとする。
緑川といえばムエタイ挑戦であり、ラジャ王座戦も2度経験している。コロナ禍の影響でムエタイルール以外の試合が増えるが「ムエタイ王座はもちろん諦めていない。僕がずっと夢見てきたものなんで、別物。その他に、組みやヒジ無しルールでも盛り上げていければいいという気持ちがある」と、ラジャ・ルンピニー王座を見据えながらも今は日本格闘技界を盛り上げると語った。
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