【RISE】海人、70kg強豪・緑川創に「僕が圧倒して、そのうち倒れている」
10月11日(日)横浜・ぴあアリーナMMにて開催される『RISE DEAD OR ALIVE 2020 Yokohama』に参戦するS-cup2018世界王者・海人(TEAM F.O.D)が公開練習を行った。
公開練習では、前蹴りを多用したシャドーボクシング、またパンチからミドルやヒザへ素早く繋げるミット打ちを披露してみせた。
海人はミドル級(-70kg)3分3R延長1Rで、元WKBA世界スーパーウェルター級王者・緑川創(33=RIKIX)と対戦する。海人が70kg戦に臨むのは、18年7月のRIZIN(ウザ強ヨシヤ戦)以来まだ2度目。相手の緑川はラジャ王座にも2度挑んでいる国内70kg級の紛れもないトップクラスだ。
その緑川について海人は「いつかはやるかなと思っていたので『来たか』という感じでした。打たれ強くガンガン来る、めちゃくちゃインファイターな印象です」と避けて通れない強敵という認識だ。しかし「僕自身はガツガツ行くタイプではないけれど、行こうと思えば全然出来ますし、離れても出来ます。(試合では)色んなことが出来そうですね。僕が圧倒して、一方的に攻撃して、そのうち(緑川が)倒れてるんだろうな」と自分が試合をコントロールし、最終的には倒すと平然と言い放った。
緑川は前戦の7月大会で、RISEウェルター級王者・ベイノアから二度のダウンを取って勝利するなど強打で知られる。海人は「パンチは警戒しています。威力もテクニックもある」と決してあなどってはいない。ベイノアとは海人も対戦経験がある(昨年12月のSB大会で、海人が判定勝利)が、緑川の対ベイノア戦を「後半はちょっと押し返されたけど、前半は圧倒していた。僕もダウンを取れなかった相手に、2度もダウンを取って圧勝できるのは強いと思います」と警戒する。
海人は2度目の70kg戦だが「やるからには世界を目指している」と、世界の70kg級の強豪たちとの対戦を見据える。「今回の相手にはそこまで苦戦もしないと思うし、圧倒しないとダメ。日本のトップクラスのその先を見ている」と70kg戦線に本格的に参入するようだ。
ペトロシアンやグレゴリアンをはじめ、世界の70kgトップファイターたちは現在『ONE』に集結しているが「興味はもちろんあります。交じり合っていければ。機会があれば出たい」と強豪ひしめくONE参戦もいとわないとする。
主戦場としていた65kg級には「相手がいないので、もういいかなと」と言うが、過去に敗れリベンジを誓っていた当時のラジャ王者・チャムアトーンやチャド・コリンズらには「戦えるのであれば65kgであっても落とします」と執念は健在のようだ。
今年8月のRIZINでは、73kg契約で総合格闘技の77kg(ウェルター)級元王者に完勝した。海人は「(73kgでの)パワーを受けて、実感出来た。今回はモチベーションも違うし、怖さも全然違う。対策もしっかり出来たので、バッチリ仕上げてます」と70kg戦線への本格デビューに自信ありと意気込んだ。
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