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【RISE】”ジョーカー”直樹、白鳥戦への秘策は牛乳!?「1回戦で倒せば美味しい」=63kgトーナメント

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2020/10/02(金)UP

公開練習でシャドーを披露する直樹

 10月11日(日)横浜・ぴあアリーナMMにて開催される『RISE DEAD OR ALIVE 2020 Yokohama』。この大会で行われるワンデートーナメント『RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント』に参戦する、スック・ワンキントーン スーパーライト級王者・直樹(28=BRING IT ONパラエストラAKK)が公開練習を行った。
 直樹は1回戦でRISE WORLD SERIES -61kg世界王者・白鳥大珠(24=TEAM TEPPEN)と対戦する。

ミット打ちでもコンディションの良さを感じさせた

 直樹はウォーミングアップを兼ね、ワンツーにローを交えたコンビネーション重視のシャドーを披露。続いてサウスポーに構えパンチを中心としたミット打ちを見せ、鋭い右ジャブに続く上下に打ち分けた左ストレートから、コンディションの良さを感じさせた。

 改めて今回のトーナメント参戦者を振り返った直樹は「おいおい、本気じゃねえか!」と、豪華な顔ぶれに驚いたと明かした。「1回戦は誰と当たってもイヤ。もうちょっと行けそうな相手がよかった」と笑いを誘いつつ、白鳥との対戦には「他の3選手は順位がつけられないくらい強いけど、白鳥選手が一番知名度が高い。1回戦で倒せば美味しい」と、1回戦での白鳥戦は歓迎した。

白鳥がKOできなかった北井を2RでKOした直樹

 その白鳥に対策を問われた直樹は「身長が高くてリーチがある。みんなやりづらそうにしているけど、それを埋めるための秘策がある」と自信アリの様子を見せる。

 175cmの直樹に対し180cmの白鳥。「これ知っちゃったら他の選手みんな参考にしちゃうかも」とやや言葉を濁しつつ、直樹が明かした秘策は何と「牛乳を飲みまくってる。当日は身長同じか、自分の方が高くなってるかも」というものだった。

現在8連勝中の直樹、山口侑馬へ右ストレートを放つ

 直樹は昨年11月にスック・ワンキントーンのスーパーライト級王座決定戦で勝利して初戴冠。このときの対戦相手である白木幹も180cmの高身長だった。直樹は当時を振り返ると「スック・ワンキントーンのときはまだ(牛乳を)飲み足りなかった。1日1杯くらい飲んでいたけど、今は3杯くらい」と3倍に増量。「大池会長に手足を引っ張ってもらってるので、(身長は)伸びてると思います」と、自信満々に成果を語った。

 どこまで本気なのか分からない秘策公開だったが、この明るく気構えない性格が直樹の持ち味である。挑発され乱闘になりかねないシーンでも笑顔を絶やさず、直樹はどの会見でもリラックスした姿勢を見せる。血気盛んな格闘家が多い中では、異色の存在と言えるが「こういう性格を素直に表現しているだけ。(試合前は)緊張しますけどね。他の人は僕以上に緊張しているかも」と、あくまで自然体を貫く。

10.11横浜大会ポスターの前でファイティングポーズ

 白鳥が原口健飛を意識している点も「白鳥君と原口君の試合は僕も見たい。(白鳥が意識するのは)仕方ないけどいいかな」とどこ吹く風。怒りを見せるどころか「僕が一番挑戦者の立場。一番プレッシャーがありません」と、自然体でトーナメントへ臨めるメリットすら感じているようだ。

 RISEにおける直樹のニックネームは「倒し屋ジョーカー」。このトーナメントにおいても「ジョーカーぶりを発揮したいですね」と笑顔を見せた。果たして直樹は強豪揃いのトーナメントにおいて、どんな波乱を見せてくれるか。

☆10.11 RISE 対戦カード、イベント情報はこちら

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