【RISE】寺山日葵「天心と皇治選手の試合は理想」トーナメント初戦は圧倒的勝利を目指す
10月11日(日)に神奈川・ぴあアリーナMMにて開催される『RISE DEAD OR ALIVE 2020 Yokohama』では、女子-47.6kg契約の8人制トーナメント『RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020』の一回戦が行われる。
トーナメントに参戦するRISE QUEENミニフライ級王者・寺山日葵(19=TEAM TEPPEN)が9月30日、公開練習を行った。
公開練習で寺山は滑らかなコンビネーションのシャドーと、パンチで前に出ては得意の蹴りに繋げるミット打ちを見せた。
寺山は一回戦では無敗の新鋭・erika♡と対戦する。erika♡の印象を寺山は「フィジカルが強い。ヒザ蹴りが得意なイメージがあるけど、過去の試合ではパンチでKOしているのでそこは注意しています」と警戒を怠らない。
寺山は前戦、7月大会で今回のトーナメントにも参戦するsasoriの強打に手を焼き、判定勝利したものの延長まで粘られた。寺山は「(erika♡は)sasori選手に似てると思います。前回得た体験から、反省点を生かして練習します」と前進するパンチャー対策に余念がないようだ。
隣のブロックは、そのsasoriと平岡琴が対戦するが「sasori選手とやりたい。前回の試合が延長で勝って、”TEPPEN判定”だなんだと言われてるんですけど、そこまで圧倒的に勝てなかったので完全決着出来たら」と周囲の声も黙らせたいとする。
シュートボクシング王者・女神のケガによる欠場で、平岡琴が代打に入った。平岡は「ぬるま湯に浸かったチャンピオンたち」という挑発的な言葉で、試合前の盛り上げに欠けると他メンバーを批判した。
神村エリカプロデューサーも平岡に同調した言葉を放っていたが、RISEクイーンである寺山は「私は(試合)直前までわちゃわちゃしてしまう。生ぬるいと言われたり、殺伐としたものを求められてるのでしょうが、私みたいな選手もいてもいいのかな。そう見えてるならそう見えてるで、そこまで気にしていない。試合ではしっかりバチバチに行く気なので」と自然体で過ごし、試合では盛り上げると語った。
今月27日のRIZINでは、同門の那須川天心と皇治が戦った。寺山は「(那須川が)圧倒的でやっぱりすごいな。皇治選手が何もできなかった。11日(自分も)やってやるぞという気持ちになりました」と刺激されるものがあったようだ。さらに「天心と皇治選手の試合が理想。基本自分はもらわず、自分の攻撃は当てる。erika♡選手も強いので、なるべく理想に近づけたら」と27日の那須川の戦い方が目指すものだという。
那須川は男子キックの紛れもないトップだが、寺山もこれからの女子キックを引っ張る存在として期待されている。寺山は「(背負っていく覚悟を)求められているとは思うけれど、正直ない」とマイペースさを吐露。
しかし「今回のトーナメント次第で女子キックは変わっていく。会見の盛り上がりで終わらせちゃいけない。来年も出来るかどうか、今後に繋げなくてはいけない。女子キックを盛り上げていきたいし、イロモノ扱いされてしまうこともあるので、今回頑張りたい」と、女子キックのトップとしての責任感をのぞかせた。
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