【ONE】“妊娠休養”する王者アンジェラ・リー、王座返上を要求するザンボアンガに反論「ベルトは自らの手で獲るもの」
ONEチャンピオンシップ(以下、ONE)の女子アトム級王者アンジェラ・リー(24=シンガポール)が、自身の妊娠報道を受けて王座返上を要求するデニス・ザンボアンガ(23=フィリピン)に対し、強いメッセージを送った。
絶大な人気と実力を誇るONEのスター選手・アンジェラは10月2日に自身のSNSで第一子を妊娠した事を発表。ONEのチャトリ代表を含め多くの選手達が祝福する中、アンジェラとのタイトル戦に期待が集まっていたザンボアンガは、競い合う“ライバル”として異なったメッセージを自身のSNSに投稿している。
今年2月のシンガポール大会で山口芽生(=V.V Mei)を下すなど、現在MMA8戦全勝と波に乗る新鋭のザンボアンガは「私は世界で自分の実力を証明してきた。私はナンバーワン・コンテンダーよ。世界クラスの対戦相手たちを倒し、その地位を手にした。アンジェラ・リーを追い詰めたメイ・ヤマグチにも私は勝ったのよ」と7日にコメント。
“アンジェラより山口の方が実力が上”とした自身の見解を述べながら、その山口に、苦境に立たされる事なく勝利した自分が世界王座の手にするに相応しいトップ選手である事を主張した。
さらに「母親になる選択をしたことは素晴らしいし、その事を祝福する。でも、王座は返すべき。これまでの偉大なチャンピオンたちは、個人的な理由で王座防衛がすぐにできない場合はそうしてきた」と、アンジェラの行動に意見する強いメッセージを送った。
これに対し、アンジェラは9日に自身のSNSで反論「私はONEで最初の女性チャンピオン。2016年から王座を守っている。デニス(ザンボアンガ)が勢い良く上ってきているファイターなのは知っている。でも、これはタダで渡せるベルトじゃない。自らの手で獲るもの」と一蹴した。
ONEは女子アトム級ワールド・グランプリを来年1月に開幕する予定で、その後、トーナメント優勝者と現王者の直接対決を計画していると発表している。アンジェラの出産予定日が来年の4月21日と発表しているため、注目の“王者対決”は来秋あたりになることが予想される。
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