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【新極真会】全日本大会トーナメント発表、コロナ禍で縮小も強豪揃う

2020/10/15(木)UP

18年にライバル島本雄二を破った入来建武(18年JFKO主催の国際大会にて)

 11月21日(土)、22日(日)にベルサール六本木で無観客で開催される新極真会主催『第52回全日本空手道選手権大会』のトーナメントが決定した。

 普段は観客を入れ東京体育館で盛大に開催し男子は毎年100名を超えるトーナメントのところ今回は観客なしのため、イベントホールで65名で開催される。地方大会も中止、延期になり、コロナ期間中は十分な対人稽古ができる状況でもなかっただろう。主催者に問い合わせると、「それでも年に一度のこの無差別の全日本に合わせ稽古を積んでいる選手がおり、その選手たちのために大会を開催する。この選手数は想定内」と回答。
 想定内の理由として、地方によってはコロナ感染者が止まらない東京に行くこと自体に警戒感があったり、公務員の選手はこの時期に東京で試合をすること自体、良しとされないのだという。また、医療、福祉関係に従事する選手は感染に人一倍注意した生活が求められているため出場は難しい。

男子トーナメント表

 さらに今年5月に開催予定だったWFKO(世界フルコンタクト空手道連盟=理事長・緑健児)の第1回世界大会が、コロナ禍のため来年5月に延期となったことにより、世界代表選手の中にはこの世界大会に標準を合わせ全日本を見送る選手もいる。

 昨年の世界大会で優勝した島本雄二も不在の中、新極真会の優勝候補は昨年の世界大会7位で敢闘賞を受賞した江口雄智(24=福岡支部)、島本のライバルで、全日本、世界で決勝を争ってきた入来建武(25=東京城南)、島本雄二の兄で全日本ウエイト制の中量級で2連覇の実績のある島本一二三(34=広島支部)、昨年の世界大会3位の加藤大喜(28=愛知山本)が其々トーナメントブロックの隅に構える。

 この新極真の強豪を崩すべく他流派勢も参戦する。JFKO(全日本フルコンタクト空手道連盟=理事長・緑健児)の18年に開催された国際大会で中量級で優勝している福地勇人(27=白蓮会館)や、同じくJFKOの全日本大会の軽重量級で17年に優勝している森田奈男樹(27=宮本道場)がいるが、ダークホース的存在として注目なのが後藤優太(21=空手道MAC)だ。
 後藤は身長190cm、体重94kgの大型選手で大学でウエイトリフティング部に所属しながら、部活後に道場へ通う。極真空手の国際組織の一つKWF主催の『世界空手グランプリ』では重量級で優勝、18年の新極真の全日本大会では2回戦で王者・島本雄二と対戦し接戦を展開し、延長戦判定3−0で敗れはしたが、19歳の後藤の健闘が讃えられた。あれから2年、21歳でさらにパワーアップした後藤、勝ち進むと3回戦で島本の兄の島本一二三と対戦する。

 女子は例年とほぼ変わらず37名が出場。昨年の世界大会を制した南原朱里(福岡支部)は来年5月のWFKO世界大会に的を絞るため欠場するが、JFKO全日本軽量級5連覇で、昨年の新極真の世界大会4位の菊川結衣(22=芦原会館)をはじめ、JFKO全日本の中量級を3度制している加藤小也香(27=新極真・愛知山本)や18年の新極真の全日本で連覇を狙う南原朱里に勝利し優勝した久保田千尋(21=久保田道場)などの強豪が揃う。

▶︎次ページは動画=ダークホース後藤裕太が王者島本雄二を苦しめた一戦

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