【RIZIN】朝倉未来が初王座戦に余裕「相手じゃない」対する修斗世界王者の斎藤「チャンスは必ずある」
RIZIN FF事務局は10月19日に都内にて記者会見を行い、次大会『RIZIN.25』を11月21日(土)大阪城ホールで開催し、RIZIN初代フェザー級王座決定戦「朝倉未来(28=トライフォース赤坂)vs斎藤裕(33=パラエストラ小岩)」を実施することを発表した。
両者の対戦は9月27日の『RIZIN.24』での実施の可能性を取り上げられるも最終的に実現しなかった為、ファンの間では大晦日での対戦が噂されていた。今回「両者がベストコンディションである」として実現に至り、このカードの早期実現を望むファンの声に応えた形となった。
タイトルマッチの調印式を終えた朝倉は「2月ぶりの試合なので久々だけど、ずっと追い込んでいたので、凄く強くなったオレをみれると思うので、ぜひ会場に足を運んで欲しい」と開口一番のコメント。
約9ヶ月ぶりの復帰戦がタイトル戦になったことについて「(RIZIN参戦から)7戦全勝しているので、(タイトル戦は)当然かな。(王者には)オレが相応しい、オレが(ベルトを)獲りにいく」と余裕の表情。
対戦相手の斎藤の印象については「オレの相手じゃない、率直に。これまでの練習のほとんども組技が8割だったので、(斎藤選手が得意とする)組技でもオレが強い」と、“勝負も競ることはない”と修斗の世界王者にも、眼中にない様子を見せた。
朝倉はまた、YouTuberとして様々な格闘家とコラボしているが、「(企画で)K-1の王者(安保瑠輝也や木村ミノルなど)、空手の世界王者(福地勇人)、ボクシング世界チャンピオン(京口紘人)らと彼らのルールでスパーリングをやってきたので、総合格闘技においての打撃のレベルが相当上がった。自信にもなった」と、YouTuberの活動が、格闘家としての自身の成長に繋がっている事をアピールした。
最後に気になる年末以降の予定については「11月21日、勝ったとしても怪我をする可能性があるが、(怪我がなければ)大晦日に出て日本の格闘技界を盛り上げたい。(王者になった場合)世界の強敵を倒してベルトの価値を高めたい」と、今回のタイトル戦が通過点に過ぎない考えを示した。
対戦相手の斎藤は第10代修斗世界フェザー級王者。主戦場の修斗では、宇野薫、リオン武、高谷裕之などの強豪を破っており、今年8月の『RIZIN.23』でRIZINへ初参戦し、Rebel FCフェザー級王者の摩嶋一整からTKO勝利を飾るなど、“朝倉未来の対戦相手に一番相応しい日本人選手”としてその実力を証明している。
斎藤は会見で「フェザー級タイトル戦の発表ができて、とても嬉しい。僕が試合に勝ってチャンピオンになる」と意気込みのコメント。
対戦する朝倉について「頭の良い選手、自分が勝つイメージが明確にある。そのイメージを作戦に遂行するのがうまい」と、その印象を語り、勝敗については「試合はやってみないと分からない。5分3Rを通して必ずチャンスがあるので、チャンスを逃さない方が勝つ」と、静かな闘志を燃やした。
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