【レベルス】女子大生になった川島えりさが“再デビュー”「普通の女の子でも輝ける存在感出す」
12月6日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『REBELS.68』の対戦カード発表記者会見が19日都内にて行われ、JKファイターとして話題を集めていた川島えりさ(クロスポイント吉祥寺)の1年10ヶ月ぶりの再起戦が発表された。
この一戦はオープニングファイトとして、ねこ太(トイカツ道場)と[46.0kg契約2分3R BLACKルール※ヒジなし]で争われる。
川島は2019年2月、TOKYO MXのスポーツ情報番組『BE BOP SPORTS』に出演。現役有名選手がコーチを務めてアマチュア女子選手をプロに育てるという企画コーナー『PANCRASE REBELS TRYOUT』において、当時KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王者であった不可思のコーチを受け、プロデビュー戦に臨んだ。
その時の対戦相手は、同じくデビュー戦となったぱんちゃん璃奈。試合はぱんちゃんが2度のダウンを奪い勝利を収めたが、川島も最後までパンチを繰り出し、ぱんちゃんに鼻血を出させる健闘を見せた。
その後は「KNOCK OUT」のYouTubeチャンネルにおいて”KNOCK OUTナビゲーター”として登場。またレベルス、KNOCK OUTの会見では司会を務めるといった形でファンの前に姿を見せていたが、選手としての復帰は語られなかった。
実はデビュー戦の前に左手首を骨折。バンテージで固めて試合に出場後、手術を受け完治までに1年を要することに。この間に大学受験も重なったため、川島は治療に専念。完治後のトレーニングを経て、満を持して”再デビュー”を迎えることとなった。
この再デビューに向け、川島は「フィジカル強化やテクニックなど、基礎から積み重ねました。以前はパンチに頼り、前のめりに当てればいいという気持ちが強かったです。この階級(今回は46kg契約)では身長がある方ではないので、蹴りも使わないとキックボクシングでは勝てないと、ぱんちゃん選手との試合で反省しました」と、根本的な技術の改善に取り組み。
現在は「蹴り、特にミドルは威力があります。ローもコツコツいけばダメージを与えられます」と、キックに強い自信を持っているという。
デビュー戦を争ったぱんちゃんはレベルス王座を獲得し、今や団体の看板選手として活躍している。その姿を見た川島は「一言では言い表せなくて。私が試合に出ていなかった1年10ヶ月の間、8戦8勝でチャンピオンにたどり着いたぱんちゃん選手の努力にリスペクトの気持ちもあり、活躍をみて悔しい気持ちも芽生えていました」と、複雑な心境を抱えていたという。
デビュー戦当時は”JKファイター”として注目された川島は、この春から女子大生。「学生の間はキックに向き合うにはいい時間。コンスタントに試合が出来るように、ケガなく過ごせたらいいな」と、キックに取り組む構えを見せた。
今後の目標を問われると、川島は2つの目標を掲げる。キックにおける目標は「抽象的になりますが、強さを見せたい。今言うタイミングではないかもしれませんが、チャンピオンベルトを狙って積み重ねて、自分の強さをたくさんの人に知って欲しい」と、ベルトに照準を合わせる。
もうひとつは女子格闘家としての目標。川島はRIZINで活躍する浅倉カンナに憧れており「笑顔がかわいらしい方ですが努力して、リング上で相手を仕留めるような変化が印象的」と、普段とリング上の姿のギャップに惹きつけられるという。
その浅倉の姿を理想とし、川島自身も「普通の女の子でも輝ける、強さを見せられるというような存在感を出したい」と、女子格闘技界におけるオンリーワンの立ち位置の確立を目標に掲げた。
デビュー戦直後には「終わったときに『やってしまった』と思った」と後悔があったものの「みなさんからの『良かったよ』というお褒めの言葉が多かった」と、多くの声援を受けたという川島。今回の再デビュー戦に向け「その方たちの期待に応えるためにも、いい試合をしないといけないと思います」と、改めてファンによい報告を届けると誓った。
なお、本会見には対戦相手のねこ太は欠席。会見に向け「川島えりさ選手!おいらの必殺猫パンチでボッコボコにしてやるから覚悟するにゃん!!にゃーーー!!!!!!!」とコメントを寄せている。
☆12.6 REBELS.68 対戦カード、イベント情報はこちら
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