【RISE】“人獣”中村寛、魚井とのフルスイング対決は「向こうが打ち合ってくるなら、一瞬で終わる」
11月1日(日)エディオンアリーナ大阪で開催される『RISE DEAD OR ALIVE 2020 Osaka』に参戦する、“人獣”中村寛(23=BK GYM)が公開練習を行った。
中村は、修斗世界バンタム級7位の魚井フルスイング(35=和術慧舟會HEARTS)と、-61kg契約で対戦する。
公開練習では、前後のステップからのシャープなストレートパンチ中心のシャドーを披露。ミット打ちではリラックスした様子で、パンチコンビネーションからのミドル、前蹴りなどを行った。
日本拳法仕込みのサウスポーから放たれる破壊力抜群の右ストレートを武器に、デビューから8戦8勝8KOの快進撃を続けた中村だったが、昨年7月、今年7月と2連敗中で今回が再起戦だ。
連敗の経験は「いい勉強になった。自分の悪い所とか練習環境とか見つめ直して、仕上げにかかっている。メンタル的にどうこうはあまりなかった」と、プラスに捉え前を向く。
自身の壁にぶつかった感覚は「正直、あります」と謙虚に答え「負けを知っているのと、知らないのでは全然違う。今はそれを乗り越えて、追い込めている」と精神的な成長もあったようだ。
相手の魚井は豪快なフルスイングのパンチを活かしてKO勝利を連発し、観客を魅了してきた総合格闘家。中村も豪打を誇るが、フルスイング対決なるかとの問いに「ならんのちゃいますか。(相手が)振ってくる間に、俺のパンチが当たる。対決するのに1秒かからんだろうな」と、スピードが違うと豪語する。
魚井のパンチは「下向いて打ってるでしょ。相手の顔を見ないと、当たらんから。怖くないですね」と、的確性でも恐れるに足らずとした。さらに「当たっても、立っとったらいいから。俺そんな簡単に倒れへんから」と相手のパンチ力も否定する。とどめに「威力弱いんだろうな。それでフルスイングなんだろうな」と微笑してみせる。
試合展開について「ゴング鳴ってすぐ、向こうが覚悟決めて打ち合ってくるんだったら、一瞬で終わるかな」と自身の打撃に絶対の自信を持つ。続けて「逃げ回りたいんだったら、逃げ回って。3R逃げ回れるか、鬼ごっこみたいになるんちゃうかな」と挑発する。
この先の目標として「RISEの60kgでベルトを獲ろうかな。興味あるな。とりあえず肩書として今後動きやすいんで」と、RISEスーパーフェザー級(-60kg)王者チャンヒョン・リーのベルトを狙う。連敗という奈落に落ちた”人獣”は、魚井を食って見事再起を果たし、ベルトに向かって走り出せるか。
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