【K-1】女王・KANA、プロ野球式トレで「どの距離でも強い攻撃打てる」と進化実感
11月3日(火・祝)福岡国際センターで開催される『ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』で、壽美(ことみ/NEXT LEVEL渋谷)と対戦する、初代K-1 WORLD GP女子フライ級王者・KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が公開練習を行った。
KANAは、“クラッシャー・クイーン”の異名を持ち、女子選手離れした攻撃力で第2代・第4代Krush女子フライ級王座に輝いた。18年にはK-1デビューを果たし、その翌年12月に念願の初代女子フライ級王座決定トーナメントが開催されると、1日2試合を勝利し、王座を戴冠した。今年の3月には海外の強豪にKO勝利し、絶対王者を証明している。
パンチのミット打ちでは、威力抜群の拳を叩き込み、力強さを感じさせたKANA。壽美との対戦を前にして「いつも通りの準備を長期間かけて、出来ている感じです」と仕上がりの良さを感じさせる。
公開練習では、格闘家では珍しいブリッジワークを披露したが、これは福岡ソフトバンクホークスのプロ野球選手がやっていた補強運動だという。このトレーニングで「どの距離でも強力な攻撃を打てるようになった」と、攻撃力の強化に成功したという。
対戦相手の壽美は、サウスポーから繰り出される左ストレートが武器で、KANAのことを「憧れの存在」と語っている。そんな壽美について「身体が丈夫で、打たれ強くて、気持ちが強い」という印象を持っている。
しかし、自身に対して憧れを抱いている後輩相手に「憧れは憧れのままで終わると思います」と容赦する気持ちはなく、「圧倒的な差をつけて勝つことが今回のテーマ。全然及ばないぐらいの差をつけて、圧倒的に勝とうと考えています」と、K-1女子の第一人者としての力を見せつけるつもりだ。
最後に「今回は福岡ということやコロナの影響もあって、会場に来られない人も多くて、ABEMAで見る方も多いと思うので、しっかり自分の試合でエネルギーを与え、バシッとKOで勝って、また次の試合に向かっていきたいと思います」と、ファンにメッセージを送った。
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