【K-1】朝久裕貴、世界の強豪を“蹴散らしたい”「武尊選手と戦える時は戦います」
11月3日(火・祝)福岡国際センターで開催された『ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』の一夜明け会見が、11月4日(水)福岡市内にて行われた。
昨日の[第7試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]で大岩龍矢(28=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)を判定で下した、朝久裕貴(24=朝久道場)が会見に出席した。
朝久自身、2018年に中国の「武林風WLF-60kg級王座決定トーナメント」で優勝し世界王者に輝くなど海外での試合が増える中、久しぶりのK-1参戦となった。地元福岡の地で、強靭なタフネスを誇る大岩龍矢を相手に、多彩な攻撃を見せつけ完勝。”朝久空手”の強さを改めて見せつけた。
「久しぶりの国内での試合で楽しく、大岩選手も素晴らしい選手だったので、最高の試合が出来た」と試合を振り返った朝久。「地元ということで、友達が来てくれて、何より道場の先輩や後輩の子供達、沢山来てくれて、その中で勝てたのは良かった」と、何より地元の人に勝利を届けることができたことを喜ぶ。
試合内容については「出来ればKOしている姿を見せたかったけど、大岩選手がタフすぎて、僕の手応えの感覚では、他の選手だと5、6回は倒れていると思った攻撃に平気な顔で耐えていて、頑丈な選手と思いました」と語る。KO負けもない大岩の打たれ強さに驚いた部分もあったようだが、判定ではジャッジ3者全員が30-27を付ける圧勝だった。
また、弟の朝久泰央は、最近ではライト級世界王者の林健太を撃破するなど、快進撃を続けている。「僕が出ていない間で(弟が)暴走というか、チャンピオンからダウンを1回奪って、勝ち方も激しいので刺激はありました」と弟に続いて、福岡の地でインパクトを残すことができた。
今回はK-1初の福岡大会開催となったが「定期的に出来るようにしていきたいと思います」と、地元での開催がこれからも続くよう、朝久自身も努力していく構えを見せた。
そして「格闘技をやっている以上、日本だけじゃなくて世界に強い選手がいる。自分も世界王者の一人で、世界で俺が1番強いと思ってる人がいると思うので、一人ずつ蹴散らしていきたい。(同じ階級でK-1王者の)武尊選手と戦える時は戦いますし、それまでは外国人や世界チャンピオンクラスとやっていきたいです」と今後の目標を語った。
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