【DEEP JEWELS】古瀬美月が結婚・出産のため長期欠場「ママとして強くなり戻ってくる」アムが初代ミクロ級王者に
今年5月に予定され、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた初代DEEP JEWELSミクロ級王者決定トーナメント決勝戦。決勝に進出していた古瀬美月(19=Y&K MMA ACADEMY)が、結婚、出産のため一時試合から離れる事が明らかになった。DEEP事務局が発表した。
このため、別ブロックから決勝に進んでいたアム・ザ・ロケットが初代DEEP JEWELSミクロ級チャンピオンに認定されることとなった。
古瀬はコメントで「この度はアム選手との決勝戦に出場できなくなりお詫び申し上げます。しかし、ママとして強くなってまたこの舞台に戻って来ます」と、新たな強さを身につけ戻ってくると明言。
新王者となったアムは「現在、新型コロナウィルスの影響で日本で試合できない状況が非常に残念です。今回DEEP JEWELSミクロ級のチャンピオンになりましたが、来年はDEEP女子のミクロ級、DEEP JEWELSアトム級の3冠を目指します」とさらなる野望を語った。
古瀬は今年8月に行われた『RIZIN.22』で初参戦にして浅倉カンナと対決。1R TKO負けを喫しており、試合後には「(今日を最後に)しばらく試合から離れるつもりでリングに立ちました。長くお休みをとらせていただきたいと思っています」と、長期に渡る戦線離脱を宣言していた。
なおDEEP事務局はイーファイトの取材に「(古瀬は)RIZIN出場時には妊娠検査を行っていた」とコメントしており、8月の試合時点では妊娠していないと明言している。
■古瀬美月:「ABEMA」の人気企画『格闘代理戦争3rdシーズン』の女子トーナメント戦で青木真也推薦選手として出場すると、決勝まで一本勝ちで勝ち上がる。決勝では現在ONEで活躍する平田樹に敗れるも、感情を爆発させる言動とファイトで知名度を大いに上げた。
49kg前後を主戦場としてきたが、本トーナメントで初めて44kgのミクロ級に体重を落として参戦。大ベテランの玉田育子をパワーで圧倒し判定勝利を収めた。
今年8月に行われた『RIZIN.22』では初参戦にして浅倉カンナと対決、1R TKO負けを喫した。この試合後に長期に渡る戦線離脱を宣言していた。
■アム・ザ・ロケット:ムエタイ80戦以上のキャリアから生み出される打撃力と、これまで挙げた5勝が全て一本という極めの強さを併せ持つ。昨年3月にDEEP JEWELSに初参戦すると佐藤絵実を1R33秒で瞬殺し、8月にはRIZIN初参戦でいきなり浜崎朱加と対戦。敗北こそ喫したが、浜崎のバックから首を獲りに行くグラウンドの強さを見せた。
今年2月のトーナメント初戦では佐藤絵実と約1年ぶりの再戦となったが、1R49秒で返り討ちを果たし、決勝にコマを進めていた。
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