2020/11/06（金）UP
（最終更新：2020/11/16 10:09）

トーナメント1回戦が行われた前回大会(C)ハードヒット実行委員会

　12月27日（日）東京・新木場1stRINGにて、パンクラスMISSION所属の佐藤光留が主催し、“現在進行形のU”を掲げるプロレスイベント『ハードヒット』の開催される。
　11月5日にニコプロで生中継された会見で、主催者の佐藤が発表した。開始時間は未定だが昼を予定している。

　本大会では、今年8月に行われた「KING OF HardHit初代王者決定トーナメント1回戦」の結果を受け、準決勝2試合と決勝戦が行われる。

　準決勝では和田拓也（フリー）とランボー川村（パンクラスイズム横浜）の元パンクラス王者が対戦。和田は第4代ウェルター級キング・オブ・パンクラシスト、川村は第4代ライトヘビー級、第11代・第13代ミドル級キング・オブ・パンクラシストだ。

ロッキー川村（当時）が大仁田厚の電流バットで“爆死”した瞬間（2020年8月）

　なお、ランボー川村は1回戦の時点では「ロッキー川村」であったが、トーナメント同日夜に開催された『ニコプロpresents佐藤光留デビュー20周年記念大会「変態と呼ばれて」』興行内で、大仁田厚の電流爆破バット攻撃で“爆死”した後に地獄の底から帰還、リングネームがランボー川村に改められた。

　準決勝の別ブロックでは元静岡県警刑事・関根シュレック秀樹（ボンサイ柔術）と柔術家・松本崇寿（リバーサルジム立川ALPHA）が対戦。両ブロックの勝者が決勝戦で優勝を争う。

準決勝に出場するランボー川村（左）、と関根シュレック秀樹

　また、今年デビュー20周年である主催者の佐藤は、8月にプロレスの20周年記念試合を行ったが、今回はハードヒット版のデビュー20周年記念試合も行う。対戦相手は未定だが、現在大物選手にオファー中だという。

　佐藤は11月5日の会見で、田村潔司がエグゼクティブディレクターを務める新団体GLEAT（グレイト）で10月にUWFルールの試合が行われ、話題となったことに触れ「現在進行形のU」であるハードヒットは全く話題にならないことに憤る。

ハードヒットを主催する、自称”下水道の王”こと佐藤光留

「現在UWFの流れを汲む団体も試合もないという記事がたくさんあったが、あなた方の都合でハードヒットをなしにしたいのならどうぞしてください！それぐらいで現在進行形のUであるハードヒットが潰れると思ったら、どうぞしてください！だが、今年もたくさんの人の思いでハードヒットは興行を開催出来ています」と、熱くコメントした。

　さらに、同日夜に同じく新木場1stRINGにて、佐藤光留が全日本プロレスと“共催”という形で『Jr. TAG BATTLE OF GLORY 1day Tournament』を開催することも併せて発表された。

　発表によると8チーム参加による1DAYトーナメントだが、現時点で出場決定選手は佐藤光留のみ。佐藤曰く「少なくとも全日本プロレスで『俺は全日本ジュニアだ』と言っている人間は出てくれるはずだけど、それだけだと8チームは揃わないので、少しでも全日本ジュニアを盛り上げたいという選手は佐藤光留まで連絡をください」と出場選手を募った。

　11月6日10時の時点では、ブラックめんそーれ（全日本プロレス）が出場希望の意思を自身のTwitterで発表している。

※準決勝組み合わせは、和田拓也（フリー）vs松本崇寿（リバーサルジム立川ALPHA）、関根シュレック秀樹（ボンサイ柔術）vsランボー川村（パンクラスイズム横浜）に変更

＜ハードヒット・決定対戦カード＞

▼KING OF HardHit 初代王者決定トーナメント準決勝
和田拓也（フリー）
vs
松本崇寿（リバーサルジム立川ALPHA）

▼KING OF HardHit 初代王者決定トーナメント準決勝
関根シュレック秀樹（ボンサイ柔術）
vs
ランボー川村（パンクラスイズム横浜）

▼佐藤光留デビュー20周年記念試合
佐藤光留（パンクラスMISSION）
vs
X

※その他、オープンフィンガーグローブを使用したキックボクシングルールの試合等8試合を実施予定

フォロー

●編集部オススメ

・“ムエタイゴリラ”T-98、プロレスデビュー戦をKO勝利で飾り関根シュレックに宣戦布告