【レベルス】引退前哨戦の元王者・北川“ハチマキ”を3度のダウンでKOした良太郎「残り火を残さず燃え尽きて欲しかった」
11月8日(日)東京・後楽園ホールにて開催された『REBELS.67』の一夜明け会見が、9日(月)都内にて行われ、引退前哨戦に臨んだレベルス2階級制覇王者の北川“ハチマキ”和裕(PHOENIX)を3R TKOで倒した現ライト級王者の良太郎(池袋BLUE DOG GYM)が出席した。
良太郎は「昨日は(北川)ハチマキ選手のレベルスでの引退試合の介錯人として試合前に(北川から自分を)壊してくれと言われていたので、じゃぁ壊しましょうかと。KOできたが、勝敗関係なく介錯人としての務めを果たせたので満足している」と総括。
改めて北川のレベルスでの引退試合の相手を務めることについて「スーパーライト級でベルトを獲って、レベルスを牽引していたハチマキ選手の引退試合を請け負うのは意味があったし、悪い気持ちはしなかった。ただ、終わりを見ている選手と、そうでない選手の差は出せたと思う」と、自らのパフォーマンスに満足した様子。
続けて「ハチマキ選手は徹底して勝ちにくると思っていたが、自分としてはリングに少しでも残り火を残してズルズルやってもしょうがない、勝つのも大事だが、ガンガン打ち合って燃え尽きて貰うのが良いと思っていた。結果、(自分が)倒しにいって、(相手も)呼応して良い試合になったと思う」と、プロ選手の引退試合についての自身の“美学”を語った。
北川が試合後に肋骨骨折で入院したのを耳にしたといい「2R目で(肋骨が)折れたのが分かった。(その後、北川が)2度目のダウンで立ち上がったのは良かった。打ち合いができて本当に良かった」と、最後まで気持ちが折れなかった北川に対し敬意を見せた。
北川は試合後のマイクで「応援してくれる人にもう一回勝ったところを見せたかったが、力不足でそれができずに申し訳ない。レベルスで試合をするのは最後だが、NKBで引退試合を行うのでそこで勝とうと思う」と、来年行われる予定の引退試合で最後の勝利を見せると宣言している。
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