【RIZIN】43歳・朴光哲「僕のエゴで勇気づけられる人いたら」参戦理由語る
11月21日(土)大阪城ホールにて開催される『Yogibo presents RIZIN.25』で、白川陸斗(29=志道場)と対戦する元ONE FC世界ライト級王者・朴光哲(43=KRAZY BEE)が、11月9日都内にて、朴光哲が公開練習を行った。
朴は山本“KID”徳郁の弟子として、2001年に修斗でデビュー。05年に修斗環太平洋ライト級王者を戴冠し、HERO’S 、DREAMにも参戦。12年にONEの世界ライト級王者に。翌年青木真也に敗れ王座陥落するも、以降も19年8月までONEに参戦を続けた。
RIZINでは今年4月に引退をかけ朝倉未来と対戦予定だったが、新型コロナウイルスの影響により大会中止に。8月の『RIZIN.23』で元修斗環太平洋フェザー級王者の青井人と対戦し、老獪な戦いぶりで翻弄するも判定負けを喫している。
公開練習が始まると、朴は何故か黒地に白い毛の付いたプロレスマスクをかぶり登場。マスク姿でミット打ちをはじめたが、すぐに暑くなったのか1R途中脱ぎ捨て、そのまま鋭い眼光で2Rのミット打ちを披露した。
ミット打ちが終わると、朴は独特の呼吸法で息を整えインタビューに答えた。ちなみに、公開練習でマスクをかぶった理由は「目立ちたかったから」だが、思いのほか暑かったと笑う。そんな終始ほがらかな雰囲気でインタビューに答える朴が、今回意識するテーマは「肉体と精神の統一」だという。
今回のRIZINでは朝倉未来と斎藤裕のフェザー級タイトルマッチも行われるが、「遠い世界の話」といった気持ちで自分の試合に集中するといい、対戦相手である白川は試合映像を観た上で「アグレッシブな選手」と評する。
今年8月の前戦前より「負けたら引退」を公言しており、前回の判定負け後のインタビューでも「ケジメをつけないといけない」と一時休養か引退を思わせる発言も出ていた。しかし「(前回)最後のチャンスだと言っていたが?」という記者からの質問には「あんまりそういう事を言うと怒られちゃうんで。常に最後のチャンスだと思って頑張ります」と笑顔を見せた。
格闘技は、うまくいかない事ばかりだからやめられないと笑う朴は、前戦の内容について「あれじゃ僕がかわいそうなんで、チャンスをありがとうございます」と、再度RIZINの舞台に出場できることに感謝した。さらに「勝てば納得するし、勝っても判定じゃ納得できない。バコーンと勝ってすごく気持ちよい瞬間を楽しみたいという自分のエゴで続けている」というが、「そのエゴで勇気づけられる人もいたら」と参戦の理由を語る。
最後に朴は、今回の試合の見どころについて、言葉では語らずパフォーマンスで判断してほしいと言い、「もうあいつを観たくないと思ったら署名活動をしてRIZIN事務所に送ってください。変わったな、やるなって思ったら温かい目で応援してほしいです」とキュートな笑顔でピースサインを決めた。
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