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【UFC】5日前のメイン消滅危機に打撃手ポール・フェルダーが緊急参戦、マカチェフ欠場受けて=11.15

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2020/11/11(水)UP

マカチェフの代役でフェルダー(左)が緊急出場、ドス・アンジョス(右)と対戦する photo=Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC, Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images

 11月15日(日・日本時間)に米ネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催される『UFCファイトナイト・ラスベガス14』のメインイベントにて、イスラム・マカチェフ(29=ロシア、タゲスタン共和国)と、元UFCウェルター級世界王者のハファエル・ドス・アンジョス(36=ブラジル)が対戦する予定だったが、10日にマカチェフが体調不良により欠場することとなった。体調不良の詳細については明らかにされていない。

 急遽代役として出場が決まったのは、ポール・フェルダー(36=米国)。フェルダーはテコンドー、空手、ムエタイのバックグラウンドを持つストライカーでライト級7位の強豪。過去7試合で5勝を挙げており、今年2月のダン・フッカー戦では判定1-2で敗れたものの、その試合は、最も優れた試合に贈られる賞“ファイト・オブ・ザ・ナイト”に選ばれる好勝負となった。戦績は17勝5敗。

2019年のビック戦、左のオーバーハンドをヒットさせるフェルダー(左)

 対するドス・アンジョスは第7代UFC世界ライト級王者。ライト級王座陥落後の17年にウェルター級へ階級変更し、18年のウェルター級暫定王座決定戦でコルビー・コヴィントン(米国)に敗れベルト獲得のチャンスを逃す。過去5戦で1勝4敗と奮わず、今回は再び階級をライト級に戻しての出直し戦となる。通算成績は29勝13敗。

 大会5日前にメインイベント消滅の“危機”を救ったフェルダーに対し、対戦相手のドス・アンジョスは10日に自身のツイッターで「あなたの様なファイターは必要だ。オファーを受けショウを守ってくれて感謝する」とフェルダーにメッセージ。それに対し「ショウは続けなければならない。この男はレジェンドだ。(この試合は)自分の(将来の)孫に語り継ぐ瞬間がたくさんあるはずさ」とリツイートした。

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