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【RISE】瀧谷渉太が20年の選手生活に幕「やりきった、格闘技に対してお礼を言える」

2020/11/11(水)UP

”リアル孫悟空”瀧谷が引退

 11月14日(土)東京・後楽園ホールで開催されるキックボクシングイベント『RISE 143』では、アニメ・漫画『ドラゴンボール』の孫悟空をモチーフにした入場パフォーマンスなどで人気だった“リアル孫悟空”こと瀧谷渉太(31=KSS健生館)が、引退セレモニーを行う。

 また、第2代RISEバンタム級王者・寺戸伸近(40=Booch Beat)との引退エキシビションマッチも決定した。第5試合、2分1ラウンドで行われる。

 瀧谷は10歳からフルコン空手を始め、中部の名門・桜塾で数々の大会入賞経験を積む。

18歳、新空手軽量級で優勝した瀧谷(左)。隣から卜部弘嵩、堤大輔、京太郎

 18歳の時に第18回全日本新空手道選手権大会で優勝し、プロデビューした。同時期にデビューした卜部兄弟や大石駿介らと共に、フルコン空手ジュニア選手からキックボクシング界へ乗り込む波の、先駆けとも言える。
 2010年からのKrush時代は10連勝を達成し、一気に名を上げた。初代・第2代Krushスーパー・バンタム級王座を獲得している。

 瀧谷は引退に際してのインタビューで「やりきった感がすごくあるので、『あーっ、俺もこれで引退か』としみじみ思うことはないですね。『引退は寂しい』という声も聞くけど、すがすがしい気持ちで引退を迎えることができます」と、後悔はないと答える。

激闘の末大﨑一貴からダウンを奪われた瀧谷=昨年8月RIZIN

 また引退を決意したきっかけは「昨年8月、RIZIN名古屋大会で大﨑一貴戦が組まれた時」に第二の人生を考えるようになったとのこと。同じ愛知県出身で、空手経験もある若き大﨑と戦ったことで、思う所があったのかもしれない。

 やりきった感の理由として「僕は47戦のキャリアがあり、過去2回ほどチャンピオンベルトを巻くこともできた。もし巻けていなかったら、やり切ったと思わなかったかもしれない。チャンピオンになれたことは、自分の中で大きな財産になっています」とKrushで2回の王座を獲った経験が大きかったと言う。

SB王者・日下部竜也(左)と激闘を演じる瀧谷(右)=11年4月

 瀧谷は47戦のキャリアを持つが、思い出に残る試合として「たとえば2011年4月、Krushの初代-55㎏王座決定トーナメントでKENJI選手と日下部竜也選手に連勝して優勝したことは、僕の格闘技人生の中でも大きな転機になったと思います。確かあの時は5連続KO勝利くらいしているはず。あの時代があるので、皆さんから『瀧谷は強かったよね』と言ってもらえる。あの時代がなかったら、ここまで続けて来れたとは思えない」とKrushでの”黄金時代”を振り返る。

 引退セレモニーは今年3月の予定だったが、コロナの影響で流れてしまった。瀧谷は「今回の式が決まるまでに時間があったので、将来やりたいことがぼんやりと見えてきた。3月に式をやっていたら、『引退します。ありがとうございました』で終わっていたと思う。でも、いまはこれまで格闘技にぶつけてきた熱い思いを別の方面に向けることができつつある。格闘技に対してお礼を言えるようになったと思います」と、結果的に延期になって良かったと言う。

12年1月のKrush-55kgタイトルマッチでも戦った瀧谷(右)と寺戸。王者・瀧谷が飛びヒザ蹴りで71秒KO勝ち、初防衛に成功した

 今回引退エキシビションマッチで対戦する寺戸とは過去に2度闘い、1勝1敗だ。「09年1月、初めて経験したワンデートーナメント決勝で寺戸さんと初めて闘い、僕はプロ初黒星を喫しました。あの敗北は本当にいい勉強になりましたね。12年1月、(飛びヒザ蹴りによってKO勝ちすることができた)寺戸さんとの2度目の対決も印象に残っています。その後24歳で僕が上京してからは同じ道場(KSS健生館)で一緒に練習し、セコンドにも付いていただいた。パートナーとしてお互い高め合う仲だったと思います」と、ライバルであり、パートナーでもあった寺戸と最後に戦えることを喜ぶ。

 最後に「今回も悟空のオレンジの道衣を着てリングに上がります。当日になったら、リアル悟空にしっかりとなりきりたい」と”リアル孫悟空”をやりきると意気込んだ。

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