元PRIDE“ロシア軍最強兵士”ハリトーノフが重傷、“メリケンサックでの殴打”と海外メディア報道
かつてPRIDEで活躍した人気格闘家のセルゲイ・ハリトーノフ(40=ロシア)が何者かに襲われて重傷を負ったことが分かった。国内メディアREN TVを含む複数の海外メディアが14日(現地時間)に報じた。
ハリトーノフは12日に首都モスクワのルジニキ・スタジアムで開催されたイベントに出席。その際に何者かに殴打され、病院に搬送されて治療を受けているという。容体の詳細は明らかにされていないが、頭部損傷と右目負傷との報道がある。
また、この騒動は金銭的なトラブルで起きた揉め事に巻き込まれたとの報道がある。事件の詳細について、相手がメリケンサックを装着して殴ったとの報道があるが、メリケンサックではなく指輪をつけた拳でいきなり殴りつけたとの話もある。犯人はまだ逮捕されていない。
“ロシア軍最強兵士”の異名を持つハリトーノフは2003年、エメリヤーエンコ・ヒョードルのチームメイトとしてPRIDEに参戦。04年のPRIDE GPヘビー級グランプリ2回戦でセーム・シュルトと対戦し、マウントポジションをとったハリトーノフがシュルトの顔面に容赦ない鉄槌を落としTKO勝利を収めたが、その様子が“冷徹すぎる”と話題を呼んだ。
K-1、DREAM、Strikeforce、GLORY、ベラトールなど、MMAやキックボクシングなど数々のプロモーションで活躍。最近ではボクシングにも挑戦していた。
また、今月7日にアラブ首長国連合・ドバイにて開催されたMMAイベント『Parus Fight Championship2020』でオリィ・トンプソン(英国)を1R KOで下し、同イベントのヘビー級王者となったばかりだった。
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