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【K-1】神社トレで精神も鍛える島野浩太朗、芦澤竜誠の“心を折る”発言に「僕の心は絶対に折れない」

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2020/11/16(月)UP

島野浩太朗 (C)K-1

 12月13日(日)東京・両国国技館で開催される『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』で、芦澤竜誠(25=PURGE TOKYO)と対戦する元Krush王者・島野浩太朗(28=菅原道場)が公開練習を行った。

 島野が公開練習を行ったのは所属する菅原道場がある千葉県富津市の隣、君津市にある人見神社。

 この神社は獅子山の頂上に建てられており、本殿にたどり着くには深い木々に覆われた中に作られた急な階段を上がらなければならない。島野ら菅原道場勢は、いつもこの人見神社の階段でトレーニングを行なっているという。

数十段に及ぶ急勾配の階段は幅も狭くバランスを取るのも至難の業 (C)K-1

 公開練習で島野は菅原忠幸会長のもと、仲間2人とともに急勾配の神社の階段で「片足けんけん」「カエルジャンプ」「3分間と時間を区切ってダッシュ2本」を2セット披露。

 階段トレーニング後には「立禅」と呼ばれる、太陽を仰ぎ見、大自然を自分の体の中に取り込んでいくメニューも実施した。

 菅原道場独特の神社での練習や立禅は、島野が道場に入った頃から続いている伝統的なもので、普段は「手押し車」で階段を上がるという過酷メニューもあるという。

手で作った三角の中に太陽を収め、陽の光を感じながら目を閉じる「立禅」中の島野 (C)K-1

 島野は「基礎基本の地味な練習に見えますけど、自分の限界を出し切ることが目的なんです。常に自分を限界まで追い込めてるかどうかを確認する練習ですね」と説明し「普通だったら諦めてるような場面でも、『ここで終わったら今までの練習はなんだったんだ?』っていう気持ちになる。この練習はウェイトトレーニングみたいに数字が出るものではなく、自分の体によって限界まで追い込む練習です。いくら鍛えてもきつさは変わらないし、毎回ギリギリ、限界まで追い込んでもらっています」と語る。

 今回の試合について島野は「芦澤選手は一瞬の隙きを突くのが上手な選手。そして、お互いに『必ず倒す』というのが頭にあるんで、9分間という短い間ですけど、凄く緊張感のある、試合が一瞬で決まる展開になるんじゃないかなと思っています」と予想。

 しかし、対戦相手の芦澤の「心を折って勝つ」という発言に対しては「僕の心は絶対に折れないですね。いつも精神を鍛えてもらっているので、そこは絶対に折れません。逆にこちらが9分の間に、心を折るような試合をしようと思っています」と若干語気を荒げつつ、闘志を露わにした。

島野(右)は菅原道場で培った精神の強さを持つ (C)K-1

 菅原会長のもとで培った精神の強さを持つ島野は、今はこの試合がすべて、と全身全霊で芦澤との一騎打ちに臨む。「芦澤選手の存在も含めて、特別な視線を集めるリングになると思うんで、こちらも100%準備を整えて、絶対倒します」と、力強く勝利を誓う。

 最後に島野は「100%、全身全霊、全てをリングに注ぐのはもちろんですけど、どんな結果をその日に受けたとしても、自分が変わらずに、死にものぐるいで、その先に生きていくんだという気持ちを持って、リングに集中しています。上を目指す、強い選手とやるっていうのはもちろんですけど、今回の芦澤竜誠選手ももの凄い強敵ですし、その敵に打ち勝って、初めて先のことが見えてくると思うんですよ。この試合に勝つのはもちろんですけど、どういう試合をするのかも重要で、どういう試合をするのかは、見てもらうのが一番だと思います。だから、今はこの試合が全てですね。先とかではなくて、目の前の試合に集中です」とコメントを送った。

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