【新刊】立禅で強さと自律神経失調症にもプラスし改善、極真の名伯楽・山田雅稔氏の立禅を掘り下げた一冊
極真会館の山田雅稔師範(66=東京城西支部支部長)が長年の立禅修行を通して得た体験と知識をもとに、立禅の方法と効果、氣の流れと身体の影響、さらには歴史まで解き明かした『武道気功〜 私の「立禅」修行〜』(道義出版刊)が11月2日より発売された。
山田氏は1975年、大学3年で空手を学びながら公認会計士の資格試験の某勉強に励んでいた夏頃に自律神経失調症になり、回復に努めていたところ中国武術の太氣拳の鍛錬法の立禅の存在を知る。
極真の大山倍達総裁が太氣拳の創始者・澤井健一氏と交流があったことから、澤井氏から立禅を学べることとなった。そして毎日の立禅で自律神経失調症も日を追うごとに改善、3年後の78年には公認会計士の試験にも合格したことから立禅の効果を実感した。さらに極真空手の師範として空手に加え、武道気功である立禅を高弟に教えたことで5人の全日本チャンピオン輩出に成功した。立禅には人が本来持っていた力を出せることや、打撃の攻撃力の増加、反応の早さ、火事場の馬鹿力的な潜在能力まで発揮ができるのだという。
本書は、山田氏の45年間にわたる立禅修行の体験をもとに、2017年8月から2018年7月にかけて『月刊 秘伝』(BABジャパン)に1年間連載したものに大幅に加筆・修正を加えられたもの。「立禅とは何か?」の基本から、「立禅」を武道修行の一環として行っている方、あるいは養生のために「立禅」を日課としている方の大きな力になることを目指している。
【武道気功〜私の「立禅」 修行〜 著者:山田雅稔】
(内容・目次)
第1章 「立禅」との出会い
第2章 「立禅」とは
第3章 澤井健一先生と太氣拳
第4章 メンタルトレーニングとしての「立禅」
第5章 「立禅」の武道的側面と養生的側面
第6章 王薌齋先生と意拳
第7章 練丹
第8章 小周天
第9章 小周天体験以後
第10章 周天法による心身の変調 第11章 道教と練丹法
第12章 中国拳法と練丹法
▼動画 山田雅稔師範の立禅シーン(10分3秒ごろから登場)
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