2020/11/17（火）UP
（最終更新：2020/11/17 12:52）

鈴木得意の左ミドルキック

　12月13日（日）東京・両国国技館で開催される『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』に参戦する、第7代Krushスーパー・ライト級王者・鈴木勇人（29＝K-1ジム五反田チームキングス）の試合前インタビューが主催者から届いた。鈴木はK-1スーパー・ライト級の一戦（3分3R・延長1R）で、KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王者・不可思（29＝クロスポイント吉祥寺）と対決する。

　不可思の印象を鈴木は「華があって知名度もあってスゴい選手だなと思います。K-1に出る前から強い選手だと思っていて、いつかやりたいと思っていた選手です」と以前からリスペクト、マークしていた選手だと語る。

強打で”闘う官僚”松本篤人をダウンさせKO勝利した鈴木

　試合については「自分の実力が及ばないとは思っていないし、自分が勝てる試合だと思ってます。今まで映像で見てきて強いと思っていた不可思選手と、実際に戦った時のイメージが一致するのか。そういう部分が楽しみです」と自信を持つ。

　鈴木にとっては昨年11月の佐々木大蔵戦（鈴木の判定負け）以来のK-1参戦となる。鈴木は「結局K-1に出るだけでは意味がないので。僕はK-1で勝ってベルトを狙わなきゃいけないと思っているし、ここで勝つと負けるとではだいぶ変わってくると思います。1年前は佐々木選手に敗れてしまいましたが、ここは2度目の正直で勝って、トップ戦線に食い込みます」と、勝ってK-1スーパー・ライト級の上位戦線へ食い込みたいところだ。

不可思（左）を食って、K-1トップ戦線に名乗りを上げられるか

　以前には、ここ1～2年が勝負だと語っていた鈴木。「僕はキャリアは浅いですけど、格闘技を始めたのが遅くて20歳です。元気に（格闘技を）やれるのは今から1～2年なんじゃないのかな、と。というより2年以内に結果を出すと自分の中で決めていて、2年以内にK-1のベルトを獲ることを目標にしています。こうしていい相手を用意してもらったことは素直に嬉しいですし、絶対に勝たなければいけないと思います」とK-1のベルトを見据え負けられない試合だと言う。

　最後に「ファンのみなさんは『鈴木はここで負けるのか？勝って上に行くのか？』と思って、この試合を見ていると思います。僕は1年前よりも強くなっていて、いい勝ち方をしてインパクトを残して、もっと上に行きます」と不可思越えを宣言した。

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