【K-1】才賀紀左衛門、シングルファーザーでも勝利し「立派なお父さんになれると証明したい」
12月13日(日)東京・両国国技館で開催される『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』に参戦する、才賀紀左衛門(31=日本/PURGE TOKYO)が公開練習を行った。才賀は-58.5kg契約の一戦(3分3R・延長1R)で、第2代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・卜部弘嵩(31=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦する。
公開練習では、移籍先である『PURGE TOKYO』矢口哲雄代表の構えるミットに、空手出身らしい体幹のブレないパンチを打ち込んで見せた。
才賀はPURGE TOKYOでの練習について「日本の中だったら、矢口先生しかいない。気持ちの部分でもサポートしてもらい、格闘技に対してもすごく集中できる」と現在の環境に大満足だと言う。
相手の卜部について、才賀は「トータルファイターで強い。僕らの階級ではチャンピオンでもおかしくない」と評価。「ヒロ(卜部)に勝って、すぐにタイトルマッチさせてもらいたい気持ちがある。最短でベルトが欲しい」と勝利して、王者・江口優生への挑戦者名乗りを上げる。
試合内容については「相手のほうがK-1が長い。僕は最初からガンガンぶっ飛ばしに行こうかなと思います」と、卜部のテクニックを出させる間もなく倒しに行くと意気込む。
勝利し、スピード戴冠を狙う理由として「僕のモチベーションは、娘なんで。今シングルファーザーですけど、シングルでもしっかり生活出来るし、立派なお父さんになれると証明したい。そして、(娘に)『パパかっこいいな』と思ってもらえるようにしたいな」と、娘との生活のために勝利しベルトを渇望する。
K-1参戦し、PURGE TOKYOで練習するようになって変わったのが「日常生活自体が変わった。このジムへ来るための準備をしっかりするようになった。離婚もして大変だったけど、練習に集中できる姿勢を矢口先生に教えてもらった。それに、娘が大好きだから。娘のことも、今はサポートしてくれる母親もいる。こういった(家をあけている時でも)母親が見てくれて、安心してトレーニングに専念できる」と、周囲のサポートもあり、家庭生活や練習での環境を整えられたと言う。
才賀の宝である娘は、まだ試合場には来たことがないという。娘の観戦について才賀は「自分自身が納得できる動きが出来るようになった時に、娘を連れてきてあげたいかな。あとは娘が『観たい』って言った時ですかね。女の子ですから、女の子に殴ったり蹴ったりするの、父親としてあんまり見せたくないかな」と自分の自信と、娘本人の意思を尊重していきたいという。
「娘は僕の試合映像とかも見たことない。でもね、僕が格闘技やってるの知ってますよ。よく自分でもパンチ、キックって、家でやってるんで。まあかわいいすよ」と微笑んだ。
愛する家族と、それを守る自分自身のために、K-1復帰初戦の強敵相手にも負けるわけにはいかない。
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