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UFC王者ヌルマゴメドフ、MMA五輪種目への活動開始、露MMA団体を買収

2020/12/04(金)UP

ヌルマゴメドフが12月2日(現地時間)ロシア首都モスクワで会見を行った(「khabib.com tv」のインスタグラムより)

 先日に現役引退を宣言したUFC世界ライト級王者のハビブ・ヌルマゴメドフ(32=ロシア)が2日、ロシア首都モスクワで会見を開き、総合格闘技(以下、MMA)を五輪種目にする活動を行うと発表した。
 米スポーツ専門メディアESPNやワシントン・ポスト紙など複数の海外メディアが報じている。

 ヌルマゴメドフは会見で「MMAを五輪種目にすることは、ここ数年内に行う私の最大のタスクの一つだ。私達は既に取り組んでいる」と語り、現在、国際五輪委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長との会談を行う準備をしていることも明らかにした。

ハビブ・ヌルマゴメドフ(右)と他界した父のアブドゥルマナプ・ヌルマゴメドフ氏(左)(C)Zuffa LLC/UFC

 ヌルマゴメドフはMMAを五輪種目に入れるタイミングとして、2028年のロサンゼルス五輪が“ビッグチャンスだ”と睨んでおり、現在の世界のMMA市場を席巻するUFC、ベラトールなどの世界的メジャー団体が北米にあることを考えると適切な考えだろう。

 ヌルマゴメドフはさらに「MMAの唯一の問題はこのスポーツの残酷さ。この点は五輪は歓迎しない。多くの血が流れることは見たくない」とMMAの五輪種目採用に向けての課題を指摘する一方で「その認知度、スポンサーシップ、TV視聴などの観点からMMAに対する関心度は陸上競技やサッカーなどと同レベルになると個人的には考えている」と、MMAが五輪種目に採用される可能性の高さを説明した。

ヌルマゴメドフ(上)がゲイジーに一本勝ち(C)Zuffa LLC/UFC

 このMMA五輪種目化の活動に加え、ヌルマゴメドフは今週にプロモーターとしての活動を開始。ロシアのMMA団体『Gorilla Fighting Championship』(ゴリラ・ファイティング・チャンピオンシップ)を100万米ドル(約1億円)で買収。
 団体名に自身の愛称“イーグル”を加え『Eagle Fighting Championship』と改名し、来年からロシア、ウズベキスタン、キルギスタン、アブダビで開催するという。
 また、この団体を、自分たちのプロモーション内でだけで活動するもにするのではなく、“MMA世界最高峰の舞台”UFCで活躍する選手を育て上げる国際的な展開を目指していることを明らかにし、UFCのファイトパスでの放送を予定しているという。

 UFC絶対王者として活躍したヌルマゴメドフのロシア国内での認知・影響力は非常に高く、ウラジミール・プーチン大統領もヌルマゴメドフが現役引退を宣言した際に電話連絡し、彼の功績を賞賛したと報じられており、今回発表された五輪種目採用プロジェクトは多方面でのサポートからの現実性の高いものであることが期待される。

 ヌルマゴメドフは1025日(日本時間)のジャスティン・ゲイジー(米国)との防衛戦に勝利した後、勝利者コメントの際に現役引退を宣言。
 今年7月に自身のトレーナーを務めていた最愛の父親を亡くし、その事でヌルマゴメドフの引退を望んだ母親との約束を果たした為と、ヌルマゴメドフ本人はその理由を語ったが、目標として掲げていた”30戦無敗まで後1試合を残している為、前言を撤回し現役を続けるのではとの周囲の期待が寄せられている。

▶︎次ページは、UFC王者ヌルマゴメドフがプーチン・ロシア大統領に謁見した時のニュース動画(ロシア放送RTより=2019年9月)

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