【UFC】引退宣言した絶対王者ヌルマゴメドフが復帰か、意味深発言に世界中のファンが期待
10月25日(日本時間)のジャスティン・ゲイジー(米国)との防衛戦に勝利し、試合後に現役引退を宣言したUFC世界ライト級王者のハビブ・ヌルマゴメドフ(31=ロシア)。
引退の理由は、今年7月に自身のトレーナーでもあった最愛の父親アブドゥルマナプ・ヌルマゴメドフ氏(57)を新型コロナウイルスによる合併症により亡くしてしまい、その事でヌルマゴメドフの引退を望んだ母親との約束を果たした為とされているが、ヌルマゴメドフの気持ちに何か動きがあったようだ。
ヌルマゴメドフは25日に自身のインスタグラムで、ゲイジー戦の会見で自分とUFCのダナ・ホワイト社長が並んだ写真を掲載。「See you soon(また、会おう)、ダナ・ホワイト」とメッセージを添えた。それに対し、ホワイト社長も拳を前に出す絵文字を2つ並べる意味深なメッセージを返した。
この投稿に世界中から138万人以上のフォロワーが好反応。「30勝無敗!レッツゴー!」「楽しみだ!」「GSP(ジョルジュ・サンピエール)との対戦が見たい!」など、ヌルマゴメドフの復帰を待ち望む声が多数上がった。
ヌルマゴメドフの引退宣言から1ヶ月経っているが、UFCの公式ランキング(2020年11月27日時点)ではライト級王者はヌルマゴメドフのままとなっており、ヌルマゴメドフの王座返上の発表もされていない。ヌルマゴメドフは現在29戦無敗で、目標としている30戦まであと1試合を残している。
その中で、ホワイト社長はこれまで「ヌルマゴメドフは父親の願いでもある30戦無敗を達成するまでは現役を退かない」と主張している。
来年1月24日(日本時間)に開催される『UFC257』にて、元UFC二階級同時王者コナー・マクレガー(32=アイルランド)と元UFC世界ライト級暫定王者ダスティン・ポイエー(31=米国)のライト級ワンマッチが決定したが、両者に勝利しているヌルマゴメドフの今後の動向に注目が集まるだろう。
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