【UFC】ヌルマゴメドフ、圧勝でライト級王座統一後にラストファイト宣言「父がいなくては戦えない」
WME-IMG
『UFC 254』
2020年10月25日(日・日本時間)アラブ首長国連邦アブダビ・UFCファイトアイランド
▼メインイベント ライト級タイトルマッチ 5分5R
◯ハビブ・ヌルマゴメドフ(ロシア)
一本 2R 1分34秒 ※三角絞め
●ジャスティン・ゲイジー(アメリカ)
MMA28戦無敗の“絶対王者”ヌルマゴメドフは当初、今年4月にトニー・ファーガソン(米国)との防衛戦が予定されていたが、コロナ禍を理由に参戦を拒否。そのため翌月にファーガソンとゲイジーが暫定王座決定戦を争い、ゲイジーが5R TKO勝利した。そのため今回ヌルマゴメドフとゲイジーによる王座統一戦が行われる運びとなった。
MMA戦績28戦28勝無敗(8KO/10一本)のヌルマゴメドフに対し、ゲイジーは26戦24勝2敗(19KO/1一本)。
1R、両者探り合いからヌルマゴメドフが圧力を発し、組みついていくがゲイジーはこれを振り払う。ヌルマゴメドフの圧力が強く、ゲイジーはケージ内を回らされる。ジャブ、飛びヒザと迫るヌルマゴメドフの圧力を弱めんと左右フックを振るうゲイジーだが、残り40秒ほどでヌルマゴメドフがタックルを決めマウントから腕十字。しかしこれはゲイジーが腕のロックを切らせずタイムアップとなる。
2R、ヌルマゴメドフはジャブを突いて前進。ゲイジーのローの直後にヌルマゴメドフはタックルを決め、マウントから三角絞め。これでゲイジーを絞め落とし、圧巻の勝利を果たした。
ヌルマゴメドフは今年7月に亡くした父を思ったか涙にくれ、自身を支えたチームとコロナ禍の中で大会を開催したUFC関係者に感謝。そしてトレーナーであった父がいなくては、もう戦うことができないと、今回が自身のラストファイトになると語りオクタゴンを後にした。
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