【K-1】不可思、失っていた“ギラつき”を取り戻す!「全開で爆発させる」
12月13日(日)東京・両国国技館で開催される『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』の[スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R]で、鈴木勇人(29=K-1ジム五反田チームキングス)と対戦する不可思(29=クロスポイント吉祥寺)が公開練習を行った。
不可思は、パンチ、ミドル、前蹴りなどをテンポ良くミットに打ち込み、コンディションを聞かれると「体調もコンディションもすごく良い感じです。追い込みのピークは終わって、疲労を抜きつつ、最後の仕上げって感じですね」と好調ぶりを話す。
鈴木との試合に向けて「一番警戒するのは、やっぱり左ミドルが強いところ」と鈴木の分析は進んでいるようで、「自分のいいところを思いっきり出せば勝てると思ってます」と自信を見せる。
今年9月のK-1大阪大会では、平山迅に敗れ、3月のタイトルマッチに続いて2連敗となってしまった。敗戦を経て、「何であんな試合になっちゃったかという原因もしっかり分かりましたし、改善するべきところも沢山分かりました。前回は試合中も、戦いながらずーっと考えちゃってたので、動きもよくなかったですし、そんな風じゃお客さんにも面白いものは見せられない」と考えすぎな部分があり、自身のスタイルを出すことが出来なかったと振り返る。
「K-1に来て最初の頃は楽しめてたんですけど、今年の始めぐらいから謎に落ち着き始めちゃって、前回の試合前もギラギラしたものがなかった。K-1に来たときはギラギラしてたんですけどね。落ち着いちゃった原因も分かったので、今回は大丈夫です」と、今回の試合に向けては、以前の”ギラつき”が戻ってきたという。
その上で「自分も楽しんで、自分のいいところ全開で爆発させて、お客さんたちに楽しんでもらいたい、楽しませたいという気持ちが強いですね。勝った負けだけじゃないところで、楽しませたいです」とファンを喜ばせる試合を見せることに重きを置いている。
K-1参戦以前は、ヒジあり5Rのルールでも戦っていた不可思。「K-1の難しさを感じるか」という質問には「そりゃあ、もちろんレベルは高いなと思います。でも、誰が何と言おうとK-1のベルトは獲るつもりでいるので、そこの気持ちは全然変わってないです」と、ベルト獲得という目標が変わっていないことを改めて語った。
今回の試合は、不可思にとって2020年の最終試合となる。「来年のことも考えたら、そりゃいい結果で終わって繋ぎたいっていうのもありますし、やっぱり1年の最後、勝って気持ちよく楽しく年を越したいですね。倒したい、KOしたいです。こうやって倒そうというイメージも何となくできてるんで」とKO勝利で、来年にはタイトルに再び絡んでいきたいところだ。
最後に「熱い試合を見せて、思いっきり盛り上げて勝つので、応援よろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。
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