カルロス・トヨタがボクシング転向宣言、山根会長の団体王者・高橋知哉に宣戦布告
DEEPやRIZINにも参戦してきたカルロス・トヨタ(ブラジル)が、11月29日、滋賀県内で開催された興行『ACF54th~HEROES~』のリング上で、ボクシング転向を宣言。
日本ボクシング連盟の山根明・前会長が立ち上げて話題を集めた一辺わずか4メートルの世界一狭いリングで戦うWYBC(ワールド・ヤマネ・ボクシング・チャンピオンシップ)と、WSCS(ワールド・ストリート・チャンピオン・シップ)のヘビー級王座に就く高橋知哉に宣戦布告した。理由は高橋知哉がブラジル選手に連戦連勝しているためだ。
トヨタはスペシャルゲストで招かれていた高橋に「あなたは試合でブラジル人をたくさん殴っているのでブラジル人を嫌いなんだと思っていた。私が倒したいとずっと思っていたんです」と高橋に語りかける。
流暢な日本語で自身のブラジリアン・スピリッツを口にしたトヨタに、ブラジル人に過去5戦5勝の高橋はこう答えた。
「僕はチェ・ホンマン選手と戦いたくて、ずっと話を進めてきたけど、結局とん挫してしまった。でもチェ・ホンマン選手を倒したカルロス選手に戦ってもらえるなら話は早い」と対戦に前向きだ。
基本的にはMMAを軸に戦っている柔術家のトヨタは、キックボクシングの試合経験も豊富。ボクシングの試合経験はまだないが「ボクシングのスパーリングは日常的にやって来たし、チェ・ホンマンを仕留めたのもパンチだった」と自信を口にする。
高橋については「心身の強い選手」と認め、今後はボクシングの専門的なトレーニングを始めていきたいと語った。
一方の高橋も、決してブラジル人を軽視した様子はない。「彼らは無理な条件のマッチメイクでも飲むことも多いので、勝率は高くない。過小評価されているけど、ポテンシャルの高い選手がたくさんいる。そんな中でも“在日ブラジル選手で最強”といわれるトヨタ選手と戦えるなら光栄」と敬意を示した。
今回の挑戦オファーの前から、高橋には、別の外国人選手と来春に対戦する予定が進んでいるため、対戦はそれ以降となりそうだ。
▶︎ページは【動画】カルロス・トヨタがチェ・ホンマンを1R KO勝利した映像
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