【K-1】安保瑠輝也が2階級制覇を目指しウェルター級に挑戦、初戦相手は“KOバトル上等”の海斗
2021年1月24日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される、K-1年間最大のビッグマッチ『K’FESTA.4』の第2弾対戦カード発表記者会見が、12月9日(水)都内にて行われた。
K-1ウェルター級(-67.5kg)で、元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者・安保瑠輝也(25=team ALL-WIN)と海斗(25=ポゴナ・クラブジム)の対戦が決まった。
安保は昨年6月の両国大会でゲーオ・ウィラサクレック戦を制してベルトを奪取。同年12月にゲーオとのダイレクトリマッチで勝利し初防衛、今年3月に不可思を下して2度目の王座防衛に成功したが、8月の大阪大会で、山崎秀晃にKO負けを喫して王座陥落している。12月13日のABEMAの企画『K-1 DX』では、『安保瑠輝也、誰とでも戦います』に出演することも決まっている。
安保は「前回の負けから復帰戦をやるので、今回は多くは語らず。とにかく結果で見せることを第一条件として挑みたいと思います」と試合で自身の実力を見せることに、集中している。
前回の敗戦後は、山崎へのリベンジを見据えていた安保。しかし、今回は1階級上のウェルター級への変更。
山崎との再戦を望む気持ちがあることを認めつつも「ただ、(-65kgの)階級(の減量)が骨格的に厳しい部分もあります。わざわざ体を小さくして、自分が強くない状態で試合に挑むのも、違うのかなと思った。思い切って、階級を上げて、ここの階級のチャンピオンになりたい」と、ウェイトアップを決断した理由を語った。
併せて、山崎との再戦については、ウェルター級の王座を奪って、その後にお互いの体重を合わせたキャッチウエイトで対戦できたらと希望した。
12月13日ABEMAの企画『K-1 DX』では、『安保瑠輝也、誰とでも戦います』に参戦し、120kgの元プロレスラーであり、ボディビルダー・北村克哉(34)との対戦も決まっている安保。
記者からは「大変そうな相手も発表されていますが、(1月の試合は)大丈夫でしょうか」と問われると、安保は「確かになんか強そうな人いますね。あれ自体は企画、遊びなので、安保瑠輝也という名前を、格闘家として認知してもらうのも一つ。俺は本当の戦い、試合が自分を見せるところでなので、この試合に向けてのウォーミングアップくらいの気持ちでいます。復帰戦で、何がなんでも負けられないので、最初からぶっ倒してやろうと思ってます」と問題ないとした。
対する海斗は『THE OUTSIDER』に2度出場するなど、異色の経歴を持ち、2017年10月にKrushデビュー。強靭なフィジカルとパワーを武器に、3月の『K’FESTA.3』では第3代K-1スーパー・ウェルター級王者決定トーナメントに抜粋されたが、1回戦で木村ミノルの強打に沈んだ。続く、8月のKrushでは、近藤魁成にKO負けし、2連敗中だが、勝っても負けてもKO決着の多いアグレッシブなファイターだ。
試合が決まり、「今年は、トップの選手と2戦やらせてもらって、結果を残せてないのにも関わらず、出させてもらえて嬉しいです。普通のヤツに勝っても名誉挽回できないと思っていたので、実力も名前もある安保選手とできて嬉しいです」との喜びを語る。
対戦する安保については「試合もすごい面白くて、YouTubeも見てて、好きな選手だったけど、自分の階級に来るなら負けられないので、叩き潰します。派手に倒したいですね。お祭りなので」と闘志を燃やした。
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