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【K-1】MIOが元ボクシング世界王者・山田真子と激突、デビュー連敗回避に「フィジカル鍛え直している」

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2020/12/09(水)UP

K-1デビュー2戦目のMIO(左)が元ボクシング世界王者・山田真子(右)と激突

 2021年1月24日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される、K-1年間最大のビッグマッチ『K’FESTA.4』の第2弾対戦カード発表記者会見が、12月9日(水)都内にて行われた。

 注目カードとして[-46kg契約]でMIO(25=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs山田真子(26=KINGS)の対戦が決まった。

 MIOは、初代SB日本女子ミニマム級王座獲得などの輝かしい実績を残して、19年8月にK-1への参戦を表明。その後、K-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTに移籍し、今年の9月には元Krush女子アトム級王者・高梨knuckle美穂を相手にK-1デビューを果たしたが、判定負けを喫した。今回が再起戦となる。

会見で微笑みを浮かべながら意気込みを語るMIO

 対する山田は、2010年12月に16歳でJ-GIRLS王座を獲得。その後ボクシングに転向し、WBO女子世界ミニフライ級王座を獲得。2014年12月からキックボクシングの試合をしていなかったが、昨年11月に約5年ぶりに復帰し、JKファイターMOEから判定勝利。さらに、今年11月にはK-1福岡大会では優と対戦して、完勝を収めている。

 山田は「11月の福岡大会から、すぐ試合の話が来たのでとても嬉しく思います。相手のMIO選手はネームバリューがある選手なので、嬉しかったです。絶対勝って次に繋げます」と意気込む。

パンチ連打の“山田タイム”はMIO戦でも見れるのか?

 MIOは、9月の高梨戦を振り返って「すごく情けない試合してしまった」と話し、「年内ガンガン試合して取り返したかったけど、最高の舞台で最高のチャンスいただけたので、山田選手は子供の頃から強さも知っているので、あとは最高の試合するだけだと思っています」と目を輝かせてコメント。

 前回の敗戦は「本当に何も出来なかった」との悔しさから、「(前回敗戦した)高梨選手に『フィジカルを鍛え直してこい』と言われたので、フィジカルから鍛え直しています。パーソナルに通ってるんですけど、そこの先生と話し合って、重量上げたりとか、頑張っています」と地道な努力を積み重ねている。

 対戦する山田について、MIOは「ボクシングでもタイトルを取ったりキックボクシングでもすごく有名な選手で、ワクワクしています。強い選手なので」と対戦が待ち遠しいと語り、「1年半くらい練習できなかったこともあったので、スパーリングは沢山するようにしています」と、実践練習に尽力していると明かした。

 一方の山田は、MIOについて「戦績もあって、戦い慣れている」と評し「自分は自分の戦い方で行くだけです」と自身の戦い方であるスピード感のあるパンチでの勝負を見据えた。

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