2020/12/11（金）UP
（最終更新：2021/02/04 17:10）

2月20日、メイウェザーvsポールが決定した（主催のFanmio Boxingより）

　2021年2月20日（現地時間）に元ボクシング世界5階級制覇王者で50戦無敗のまま現役引退したフロイド・メイウェザー（43＝米国）とエキシビションマッチを行う世界的人気のYouTuberローガン・ポール（25＝米国）が8日、自身のポッドキャスト番組でメイウェザー戦への自信を語った。

　ローガンは「スポーツ史上最大のアップセット（番狂わせ）が起きるんだ。（試合が決まった時点で）勝敗がどちらに転んでも、お互いウィン-ウィンの状況だ。でも、オレがヤツをノックアウトする。（オレがKOしたら）1000年先もこの話題が続くぜ」と、自信満々のKO宣言。

那須川を倒すメイウェザー。2018年大晦日、RIZINの瞬間最高視聴率は那須川が初ダウンを喫した瞬間

　さらに「皆、奇跡を見たがっている。ミラクルを期待しているのさ。神に愛されているのか、何だかわからないけど、オレはそのチャンスを手にした。賭けてもいいぜ。オレは全力で奇跡を起こす」と、世界中いるフォロワーに向けて強いメッセージを送った。

　ローガンは2000万人以上のフォロワーを持つ年収10億円以上を稼ぎ出す世界的ユーチューバー。過激な行為も多く、物議を醸すことも少なくない。2017年には、“自殺の名所”で有名な日本の青木ケ原の樹海で撮影を行い、男性の遺体にモザイクをかけてユーチューブに投稿し問題になった事がある。
　ボクシングの経歴については、過去2戦で1敗1分け。どれも同じ“YouTuberボクサー”のKSIとの対戦で戦績は乏しいが、昨年11月に行われたKSIとの2度目の対戦はDAZNで配信されるなど世界的な話題となり、世界のDAZN視聴者数ではボクシング第3位の記録を出した。

「メイウェザーvsローガン」の対戦は、単に世界的なビッグネームがリングの上で対峙するという注目度だけでなく、両者のかけ離れたキャリア差や体重差など競技面についての賛否も世界中の話題となっている。
　日本ではさらに、メイウェザーが8日後の2月28日に東京ドームでの開催が予定されている格闘技イベント『MEGA2021』の出場が発表されている為、メイウェザーがどの様な形でこの“2連戦”を行うかにも注目が集まっている。