UFCライトヘビー“KO豪腕”アンソニー・ジョンソンがベラトールに電撃移籍、UFC“リストラ”が進む
MMA北米メジャー団体のBellatorMMAが10日、UFCライトヘビー級で活躍していたアンソニー・ジョンソン(36=米国)と契約した。
ジョンソンは11日に行われた『Bellator 245』の大会中に映像出演し「素晴らしい形でベラトールに参加できた。UFCもこの動きを尊重してくれて何の遺恨もない」と、新天地での再スタートの心境を語った。
ベラトールのスコット・コーカー社長は「彼がウチに来てくれて、とても興奮している。彼は必ず何かをやってくれるし、退屈な試合を見たことがない。前戦から2、3年空いたからって何だって言うんだ。新しいAJ(アンソニー・ジョンソンの略)の姿が見れるさ」と喜んだ。
ジョンソンはUFCライトヘビー級を代表する強豪選手。王座獲得は逃したものの、当時の王者ダニエル・コーミエ(米国)とのタイトル戦に2度も挑戦した。2度目の2017年4月の対戦で、コーミエに一本負けを喫した後、現役引退を宣言。
その後、オクタゴンには入っていないものの、UFCとの複数年の契約下にあった状態だった。MMA戦績は22勝6敗。22勝のうち16勝はKOによるものだった。
ジョンソンのデビュー戦は来年の春を予定しているが、階級はUFC時代と同じライトヘビー級。
ベラトールの同階級には、RIZIN時代に“RIZIN三銃士”として活躍した元王者のワジム・ネムコフ(ロシア/12勝2敗)を筆頭に、現在ヘビー級の王座を持つ2階級制覇王者のライアン・ベイダー(米国/27勝6敗)、元王者のフィル・デイビス(米国/22勝5敗)、元UFC世界ライトヘビー級王者のリョート・マチダ(ブラジル/26勝10敗)らが揃っている。
約4年ぶりのケージでどの様なパフォーマンスを見せてくれるのか、注目が集まる。
UFCのダナ・ホワイト社長は先日、年内に60名以上の選手の“リストラ”を断行することを明言。7年以上も在籍しミドル級で活躍したヨエル・ロメロ(キューバ)を契約解除するなどし、ファンの間では波紋が広がっている。
▶︎次ページは、“UFC大好き”人気ラッパー、スヌープ・ドッグがアンソニー・ジョンソンのハイライトを解説!
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