【K-1】不可思「大会に火をつけた」とKO再起に手応え、来年はタイトル再挑戦に意欲
12月13日(日)東京・両国国技館にて行われた『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1冬の大一番~』一夜明け会見が、14日都内にて開催。第1試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1Rに出場し、鈴木勇人(日本/K-1ジム五反田チームキングス)を2RKOで下した不可思(日本/クロスポイント吉祥寺)が会見に出席した。
不可思は2Rに鈴木から先制のダウンを奪われたものの、直後にダウンを奪取。さらにダウンを奪い返されるも、最後は打ち合いからの右ストレートで鈴木をKOし、2連敗からの再起を果たした。
不可思は「第1試合を任せてもらえて、大会に火をつける仕事はできた。勝って結果を出せたっていうのがよかった」と昨年12月28日の大和哲也戦以来、約1年ぶりの勝利に安堵の表情を見せた。
不可思はかねてより「K-1に最適化したスタイル」の実現を公言していた。前戦の平山迅戦ではその成果を出し切れないまま敗北したが、今回は「まだまだよくしていく必要はあるけど」と前置いた上で「9月の大阪(平山戦」とは違う戦いをして、前回よりはよかったかな」と一定の手応えを感じたという。
結果として鈴木を2度倒しKO勝利。「ハラハラさせちゃうので、たまにはスマートにスカッと勝ちたいけど」と苦笑いしつつも「お客さんが盛り上がってくれて、結果勝てればいいかな」と結果には満足の様子だ。
2021年の目標を問われると「タイトルに絡んでいけるようになりたい」と、再度の王座挑戦を目標とする不可思。ただし順番待ちの順位が下がっていると認識しており「そんなに急にはできないと思うので、来年の終わりくらいには絡めるようにしていきたい」と、来年末の再挑戦をターゲットに据えた。
最後に不可思は「またここから盛り上げていくんで、来年も楽しみにしてください」とファンへアピール。2021年に巻き起こす波乱を期待させ、記者会見を終えた。
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