【K-1】野杁正明がタイのGLORY戦士と激突「K-1最強を証明する」
2021年1月24日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される、K-1年間最大のビッグマッチ『K’FESTA.4』の第3弾対戦カード発表記者会見が、12月16日(水)都内にて行われた。
本大会では新企画として「日本vsタイ 5対5」と銘打ち、5試合の対抗戦を実施。先鋒から大将戦までの5試合が発表された。
大将戦に出陣するのは第2代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者・野杁正明(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)。120戦を超えるキャリアを持つヨードクンポン・シットモンチャイ(タイ/Sitmonchai Gym)と対戦する。
野杁は国内外の強豪を次々と撃破し、ついたあだ名が”新時代の怪物”。2017年6月にはゲーオ・ウィラサクレックを延長判定の末に破り、第2代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の座を手にした。昨年3月ジョーダン・ピケオーに敗れて以来ここまで3連勝中と好調のまま、K-1の代表としてタイ強豪を迎える。
野杁は日本vsタイ対抗戦メンバーへの選出を受け「強い選手とやらないと意味が無い。最強を目指しているので、弱い相手に勝ってもそれは証明されない。強豪が続いていますが、これからも世界トップとやりたいのでそういう選手と組んでもらえてうれしい」と、立ち技最強とうたわれるムエタイトップ選手との対戦に喜びの表情。5対5のチーム戦という形式にも「日本、そしてK-1が勝たないとなめられてしまう。K-1最強をこの5選手で証明したい」と、日本人全勝を宣言した。
K-1初参戦となるヨードクンポンは、ルンピニースタジアム、ラジャダムナンスタジアムのムエタイ二大殿堂で活躍。120戦を超える豊富なキャリアを持つ。2014年からはヨーロッパ最大のキックボクシングプロモーション「GLORY」に定期参戦。近年ではTOPKING WORLDSERIES2018 -70kgトーナメントで優勝を果たすなど、海外での実績も豊富なトップファイターである。
そのヨードクンポンの印象を「タイ人だけどムエタイっぽくない。GLORYにも出てるし、K-1ルールに適応している戦い方をしている印象」と語った野杁。「外国人選手と対戦が続いていますし、その延長線上」と、対ムエタイとしては捉えていないようだ。
その野杁が迎える2021年初戦。この1年の目標を、野杁は「ベルトしかない」と断言する。「そのために(スーパー・ライト級の)ベルトを返上してきた。来年は(ウェルター級の)ベルトをとって2階級制覇したい」と、偉業へ突き進む意欲を力強く宣言した。
なお、ヨードクンポンはこの会見を欠席。主催者を通じ「これまで様々な国で試合をしてきたが、K-1のリングに立ててうれしい。野杁は世界でもトップの選手だ。だがそれは私も同じだ。野杁と世界中のファンを楽しませる試合をして、最後は私が勝つ。そして今回の対抗戦でムエタイの強さを証明する」とコメントを寄せている。
<決定対戦カード>
▼[日本vsタイ・5対5・大将戦/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R]
野杁正明(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
vs
ヨードクンポン・シットモンチャイ(タイ/Sitmonchai Gym)
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