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【ONE】和田竜光が11ヶ月ぶり出陣、約半年のコロナ休業経て「勝てたら言いたいことがある」=12.18

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2020/12/18(金)UP

和田が長いコロナ自粛期間経て11ヶ月ぶり試合(C) ONE Championship

 12月18日(金)シンガポール・インドアスタジアムで開催される『ONE:COLLISION COURSE』に、元DEEPフライ級王者・和田竜光(フリー)が参戦する。ONEフライ級MMAの一戦で、相手は元MAXムエタイフライ級王者ヨッカイカー・フェアテックス(タイ)。

 和田はDEEPフライ級(-56.7kg)王座を2度獲得。国内軽量級でトップクラスの実力を誇る。柔道出身ながら打撃を得意としており、特に相手のふくらはぎを蹴るカーフキックは破壊力抜群だ。

 ONEでは18年7月の初陣を判定負けで落としたが、同年11月の2戦目で一本勝ち。昨年はフライ級トーナメントで準決勝まで勝ち進むも、元UFC世界フライ級王者デメトリアス・ジョンソン(米)に判定負けした。今年1月にはブラジルMMA王者に完勝し、再起を遂げている。

ムエタイ仕込みのパンチを放つヨッカイカー(左)(C) ONE Championship

 対するヨッカイカーはムエタイで100戦近くの戦績を持ち、アグレッシブなTVマッチ・MAXムエタイのフライ級王座を戴冠した。MMA戦績は6勝2敗で、6勝のうち5つはムエタイの打撃によるKO勝利だ。ONEには今年7月に参戦し、パンチで1R KO勝利、続く8月はローキックでKO勝利している。

 当初、和田の相手は韓国ファイターのキム・デファンだったが、1週間前にこのストライカーへと変更された。

 和田の試合は約11ヶ月ぶりだ。和田は1月の試合から数カ月間コロナウイルスの影響を鑑み、ジムでの練習を自粛していた。

 和田はABEMAのドキュメンタリー番組『THE WONDER』で「当時はどんなウイルスかわからなかったので。練習や試合は優先順位が全然一番ではなかった」と語る。

DJことデメトリアス・ジョンソンを相手に大健闘した和田(19年8月マニラ大会)photo by ONE

 和田が練習を自粛していた背景には、小さな子どもがいる家族のことがある。和田は「コロナが格闘家の中で広がって、自分が感染して、それを子どもにうつしたりっていうのが一番したくなかったこと。そう考えた時に練習を休むというのは、当たり前の選択」と事も無げに言う。

 試合が決まってからは、ボクシングジムへの出稽古や、信頼している田代勝久(吉田秀彦、藤田和之らの打撃コーチ)トレーナーの元への師事も再開。「だらけないで、気持ち的にもぴしっとした一ヶ月。とてもコンディションが良い」と語る。1月の試合前からの腰痛も、自粛期間に良くなったようだ。

■同階級の若松佑弥は、和田の一本勝ち予想

背後からのチョークで秒殺一本勝ちの和田 18年11月の再現なるか

 今回の試合については「簡単に勝てるとは思っていない」と強敵と認め「何発でもパンチ入れたり、蹴り入れたり、テイクダウンしたり、抑えこんだりしようとは思ってます」と自分からオールラウンドに攻めるようだ。
 その結果「立っていても寝ていても、僕がほとんどの時間をコントロールする試合になると思います」と相手より全てで上回る自信がある。
「ストロングポイントは全て。最近のお気に入りの技は、うなぎ逃げとジャブです」とも語る和田。うなぎ逃げの詳細は不明だが、ムエタイファイター相手にも打撃で臆することはない。

 また、今回勝ったら誰と戦いたいかという問いに、和田は「戦いたい相手は特にいないですが、思っていることはあるので勝てたら言いたいと思います」と、試合後のコメントにも注目だ。

 また、同階級4位(今年11月時点)の若松佑弥は「和田選手は凄く頭が良くて全てが高いレベルでできる選手です。ヨッカイカー選手は結構テイクダウンをされるので、和田選手に捕まると思います。それで、バックでコントロールをされて、チョークでタップアウトすると思います」と、和田のチョークによる一本勝ちを予想した。

☆12.18 ONE 対戦カード、イベント情報はこちら

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