【DEEP】『朝倉未来1年チャレンジ』3選手全敗も2021年に意欲「格闘技で生きていく」(畠山)
12月19日(土)東京・新宿FACEで開催された『skyticket Presents DEEP TOKYO IMPACT 2020』。本大会に出場した『朝倉未来1年チャレンジ』の畠山祐輔、ヒロヤ、西谷大成(すべてトライフォース赤坂)が試合後のインタビューに応じた。
本大会では3選手ともプロ3戦目に挑むも、畠山は平田直樹(K-Clann)に、ヒロヤは原虎徹(CAVE)に、西成は高塩竜司(KIBAマーシャルアーツクラブ)に判定で敗れた。
試合を振り返った畠山は「メインイベントは3試合目で任せてもらえるものじゃないけど今回任せてもらって、もちろん今まで以上に気合い入れて練習してきました。出し切れなかった部分があるというか、悔しい気分でいっぱいです」と悔しさをにじませた。
同じ柔道出身である平田にグラウンドを支配された点を「自分の得意分野で上回っている選手が苦手と分かった」と分析。「トライフォースには打撃しながらテイクダウンディフェンスするのが得意な選手がいっぱいいるので、練習すれば強くなると思うんですけど、今回はまだ練習が足りなかった」と、今後の課題を掲げた。
ヒロヤは試合を振り返り「率直に悔しいの一言」とシンプルな感想を見せた。見せ場を作れた一戦に「成長は感じた」とヒロヤ自身も手応えありの様子。「でもまだまだやなと感じました」と反省も見せつつも「前回から成長した部分も感じましたが、逆に負けて成長していない部分も感じられたので、伸びしろを感じている」と、敗戦を前向きにとらえる姿勢を見せた。
西谷は打撃でダウンを奪うシーンを見せるなど、格上の高塩に肉薄。しかしローブローによる長時間中断もあり、ペースを握れないまま敗北を喫している。コメントを求められると「悔しいと思っています」と涙ながらに語る西谷。「地力が強かった」と高塩の強さを認めつつも「僕が技術不足でしたが、補正する点が見えたいい試合だった」と悔しさをにじませながらも前向きな姿勢を感じさせた。
改めて『朝倉未来1年チャレンジ』に参加した2020年を振り返った3者。畠山は「地元にいるときも格闘技をやっていこうとは思ってたんですが、格闘技だけで生きていこうと思う分岐点になった」と覚悟を決めた1年となり、ヒロヤも「人生が変わりました。そしてこれからも変わっていくと思います」と人生が大きく変化。西谷もまた「格闘技をしようとは思っていなかったんですけど、これから西谷大成という選手として上がっていこうと思っている」と力強い言葉で格闘家としての道を歩む構えを見せた。
なお、この会見の時点では3選手に今後の予定は聞かされていなかったというが、この後行われた朝倉未来による総括において『朝倉未来1年チャレンジ』のサポート期間が2021年8月まで5ヶ月間延長されることが発表されている。
試合写真:DEEP事務局
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