2020/12/19（土）UP
（最終更新：2020/12/19 19:14）

朝倉未来が『朝倉未来1年チャレンジ』の3人を高評価、企画の延長も語る

　12月19日（土）東京・新宿FACEで開催された『skyticket Presents DEEP TOKYO IMPACT 2020』。本大会に出場した『朝倉未来1年チャレンジ』の3選手について、朝倉未来（トライフォース赤坂）が総括を行った。

　本大会には畠山祐輔、ヒロヤ、西谷大成（すべてトライフォース赤坂）の3選手が出場。全選手とも無念の判定負けを喫している。

畠山（左）は平田にクリーンヒットを与えるもグラウンドで圧倒され敗北

　朝倉は3選手の試合を振り返り「3月からスタートして、コロナで2～3ヶ月試合ができなかったので実質半年くらい。プロデビューしたばかりの3人が、ここまで経験者といい勝負ができるくらい強くなっているのはよかったと思う」と評価。さらには「3人とも挑戦するような相手を選んでいるので、経験になるいい負けだったんじゃないかな」と、敗戦をマイナスととらえず、さらなる飛躍へのステップであるとした。

　一方で敗北につながった理由は「テイクダウンディフェンスと立ち上がる力がまだ弱いかな」と、朝倉は分析。「課題かなと思います」と厳しい目を向けるが、ここでも「今後に期待しています」と改めて3選手に期待を寄せた。

　この『朝倉未来1年チャレンジ』3選手の成長は、朝倉本人にとっても大きなメリットがあるという。朝倉は「格闘技で成功して飯を食っていこうというハングリー精神を感じさせられてて。初期のころの気持ちを思い出されました」と、育成する経験を通じ過去を振り返り、名を上げる以前のハングリーさを思い出せることを「ありがたいですね」と、企画の甲斐があったととらえている様子だ。

西谷（右）は高塩と壮絶な打撃戦を見せたがローブローでリズムを崩した

　本企画は朝倉未来が実業家の”青汁王子”三崎優太と手を組み、1年間衣食住のサポートを行う条件でスタートした。企画が始まった2020年が終わりを迎える中、企画の今後について朝倉は「サポートは3月までの予定でしたが、8月が1試合目。コロナで練習できない期間もあったので、来年8月までの延長が決まりました」と5ヶ月の延長を発表。さらにその先は「もともと来年から始動する新しいジムでインストラクターとして雇ってもらえる予定なので、3人とも東京にはこの先も居続けると思います」と、企画終了後もMMA選手としての活動が約束されていると語った。

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