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K-1で活躍したレイ・セフォー社長のPFL、元UFC世界王者アンソニー・ペティスと契約、コロナ禍で再編の流れ

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2020/12/24(木)UP

元UFC王者ペティス(右)がPFLと契約(写真は18年10月トニー・ファーガソン戦)

 総合格闘技(MMA)の世界最高峰団体のUFCで人気を博した元ライト級世界王者アンソニー・ペティス(33=米国)が、北米MMA団体の一つ、プロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(PFL)と複数年契約を結んだと、PFL23日に正式発表した。

 ペティスはアクロバティックな動きに加え、破壊力ある打撃で数々の強豪と名勝負を繰り広げて来た“ショウタイム”の愛称を持つUFC看板選手の一人。WEC世界ライト級王者として2011年にUFCに参戦。13年にベン・ヘンダーソン(米国)とライト級王座決定戦を争い、一本勝ちで王座を獲得した。
 今年は1月にディエゴ・フェレイラ(ブラジル)に敗れたものの、その後、ドナルド・セラーニ(米国)、アレックス・モロノ(米国)を破り、連勝している。戦績は2410敗。

血まみれになりながらスーパーマンパンチでKO勝利するペティス(19年3月スティーブン・トンプソン戦)

 PFL2012年に設立したUFC、ベラトールに次ぐ北米MMAメジャー団体の第3勢力と言われており、K-1で活躍したレイ・セフォー氏が社長を務めている。コロナ禍の影響を受け、2020年は活動休止していたが、21年からの再開を発表しており、その新しい選手ラインナップとして、ここ数ヶ月、元UFCヘビー級王者のファブリシオ・ベウドゥム(ブラジル)、ボクシングの2大会連続五輪金メダリストでプロボクシングでは世界3階級制覇王者のクラレッサ・シールズ(25=米国)などのビッグネームと契約を結んでいる。

 コロナ禍の中、ファイトアイランドや無観客ラスベガス大会など攻めの姿勢で活動を続けて来たUFCが、負けが続く選手やファイトマネーの高いベテラン選手との契約を見直し、勢いある若手選手の起用に力を注ぐシフトチェンジの流れがある一方、後続勢力のベラトールやPFLは“生え抜き”のスター選手が育ってきており、厚みある選手ロースター形成のため、知名度のある選手の獲得に力を入れている現状がある。

▶︎次ページは、これぞ、ショウタイム!ペティスのケージ蹴ってのハイキック!

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