【ONE】ロッタン苦しめた強豪と対決のMOMOTARO、ファンに「自分も頑張ろうと思える試合見せる」
12月25日(金)シンガポール・インドアスタジアムで事前収録された『ONE:COLLISION COURSE II』がABEMAで配信される。
第4試合のムエタイ フライ級(-61.2kg)の一戦(3分3R)では、元WBCムエタイ・インターナショナル・フェザー級王者MOMOTARO(30=OGUNI-GYM)が参戦。
同級王者・ロッタンを苦しめたボルター・ゴンサルベス(22=ブラジル)と対戦する。
MOMOTAROはNJKFの中軽量級エースとして君臨。他団体へも積極的に参戦し、これまでにNJKF、WBCムエタイ日本、WBCムエタイインターナショナルの3本のベルトを奪取している実力者である。昨年6月にはムエタイレジェンドのシットンノーイを僅か1R41秒で粉砕し、ONEムエタイにその名を轟かせた。
今年1月には元ルンピニーバンタム級王者ペッダム・ペッティンディーアカデミーと対戦し、2-0で惜敗している。
対するゴンサルベスは5歳の時に空手とムエタイを始め、10代後半でムエタイ本場・タイに移住。マックスムエタイなど激闘の多いテレビマッチで目覚ましい戦績を上げ、18年にはWPMF王座を奪取、続いてムエタイエクストリームなど計3つのタイトルを勝ち獲った。
19年10月のONE日本大会で、初参戦にしてロッタン・ジットムアンノンの持つムエタイフライ級王座に挑戦。卓越したカウンター技術を駆使しては、得意のハイキックもヒットさせ、判定2−1と肉薄した。
ONE広報による事前取材では、MOMOTAROは相手のゴンサルベスについて「ロッタンを相手にあそこまで試合が出来るんだと、凄い印象に残っている選手」と以前からマークしていた相手だと言う。
続けて「フットワークや目の良さ、変則的なブラジリアンキックなど色々な技の引き出しを持っている選手。首相撲のテクニックなど上手さも体の強さもスピードもある。体力もあるし弱みは見つかりません」と強敵と認める。
試合展開について「お互いに距離を取るタイプの選手なので、見合う展開が多くなるかもしれません。お互いの足技や回転技に注目して頂きたい」とテクニシャン同士の駆け引きや大技を見てほしいと語る。
約10ヶ月ぶりの試合となるMOMOTARO。新型コロナ自粛期間は「外や公園で出来るトレーニングをしていました。選手同士で集まってもしばらくは外で練習をしていました」と出来る練習を続けていたと言うが「所属会社も影響を受けてしまい、収入面でも影響を受けてしまっていたので、アルバイトをしながら練習を続ける日々でした」と、働きながらの練習生活だったと言う。
ファンに向け「試合を見て頂いた人に感動や勇気を与えられるような試合をしたいと思っています。アイツが頑張っているんだから自分も頑張ろうって思えるような試合です。強敵ですが、全力を尽くすので、応援の程よろしくお願い致します。日本人の強さ見せて来ます」と困難・強敵に立ち向かうファイトを見せると意気込んだ。
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