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【RIZIN】浅倉カンナ笑顔で計量パス、あいは鍛えられた上腕二頭筋をアピール

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2020/12/30(水)UP

大晦日で対戦する浅倉カンナ(左)とあい(右)

 12月31日(木)にさいたまスーパーアリーナにて開催される『Yogibo presents RIZIN.26』の前日計量が、30日(水)午前10時より行われた。

 明日のRIZIN 女子MMAルール(49.0kg)ワンマッチで対戦する、浅倉カンナ(23=パラエストラ松戸)はリミットの49kgを48.95kg、対するあい(31=フリー)は48.75kgで両者とも無事に計量をパスした。

両腕に力を込める浅倉

 浅倉は16年末にRIZINでデビューし、翌17年のスーパーアトム級GPで優勝。18年末、浜崎朱加とのタイトルマッチ、19年6月の山本美憂戦では敗れたが、現在は2連勝で「RIZIN女子の顔」と言える存在だ。

 あいは、2018年に『格闘代理戦争3rdシーズン』に出場し、一躍その名を全国区に広めた。同年の大晦日にRIZINでプロデビュー。し、その後はプロ5戦全勝の戦績を誇る。昨年大晦日の試合後に、怪我の手術とリハビリを行なったため、昨年の大晦日以来の参戦となる。

 両者のバックボーンはレスリングにある。あいは、大学生時代に全日本選手権の優勝などの輝かしい実績を残したレスリングエリート。浅倉は幼いころにレスリングを始め、小中をレスリングに打ち込んでいたこともある。

 浅倉は、試合が決まった際に「あい選手はレスリングでは大先輩ですが、MMAでは自分が先輩。しっかり良い勝ち方をして自分もまたベルトまで駆け上がって行きたい」とMMAの先輩として、実力を見せるとしていた。計量を終えて、自身のSNSでは「回復中。後はやるだけ」とファンにメッセージを送っている。

練習場所を変えて初戦のあい、しっかりと体が作れている

 一方のあいは、昨日のインタビューで「レスリングに関しては、私のほうが実績は上かもしれませんが、カンナ選手はレスリングから総合とずっとやってきて、私はレスリングを大学までやって、その後8年間ブランクがあります。レスリングでも差はないかな」と謙虚な姿勢を見せ、「私のほうが明らかに格下だし、全員がカンナ選手が勝つと思っているでしょうけど、それをひっくり返すだけの練習はしてきたので、それを見せます」と闘志を燃やしていた。

 レスリングの実績ではあい、MMAの実績では浅倉といった戦いだが、両者がそれぞれのキャリアで積み上げてきた底力が試される試合になりそうだ。また、同日には[RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチで、浜崎朱加(38=AACC)vs山本美憂(46=KRAZY BEE/SPIKE22)がマッチアップされている。その王座をめぐる戦いに、この試合の勝者が食い込んでいけるのか。その点も含めて、楽しみな1戦だ。

▼第4試合 スペシャルワンマッチ
RIZIN 女子MMAルール(49.0kg):5分3R ※肘あり
浅倉カンナ(パラエストラ松戸)→48.95kg
vs
あい(フリー)→48.75kg

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